特許
J-GLOBAL ID:200903005824937254

焦点位置調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124686
公開番号(公開出願番号):特開平10-301014
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 焦点位置を調整する際、ばね部材による押圧力をほぼ一定にして、容易に焦点位置を微調整できるようにする。【解決手段】 鏡筒1内にレンズ部2および第1、第2カムリング3、4を移動可能でかつ回転可能に配置し、レンズ部2の前面の周辺部に第1カムリング3のカム部3aとほぼ平行な傾斜面を有する傾斜部11を設け、この傾斜部10を板ばね6のばね力で押圧し、第1カムリング3のカム部3aを鏡筒1内の突起部1aに当接させ、レンズ部2を第1カムリング3と一体的に回転させるようにした。したがって、第1カムリング3を回転させて焦点位置を調整する際、第1カムリング3に伴ってレンズ部2が回転しながら同方向に移動するので、板ばね6の当接位置とカム部3aの当接位置との間の距離Lが変化せず、板ばね6による押圧力をほぼ一定にすることができ、このため容易に焦点位置を微調整することができる。
請求項(抜粋):
支持筒内にレンズ部およびカムリングを回転可能でかつ移動可能に配置し、前記レンズ部の一端面をばね部材のばね力で押圧することにより、前記カムリングに設けられたカム部を前記支持筒内に設けられた突起部に当接させ、この状態で前記カムリングを回転させて焦点位置を調整する焦点位置調整機構において、前記ばね部材が当接する前記レンズ部の一端面に、前記カムリングの前記カム部とほぼ平行な傾斜面を有する傾斜部を設け、この傾斜部と前記カム部とが前記カムリングの回転に伴ってほぼ一体的に移動することを特徴とする焦点位置調整機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-078510
  • 特開昭63-098638

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