特許
J-GLOBAL ID:200903005828867579

軸方向空隙形回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231995
公開番号(公開出願番号):特開平11-069680
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】永久磁石の遠心力によるアームと外筒との固定支点の応力を軽減する。【解決手段】回転子枠1は非磁性材からなり、軸方向の厚みがほぼ同一なボス1aと複数のアーム1bと外筒1cとから一体形成される。アーム1bの周方向の間に扇形の空間1kを確保する。アーム1bと外筒1cとを連結する固定支点1rは、剛節である。扇形の空間1kの軸方向中央に扇形の磁性材の補強板3を配置し、補強板3を回転子枠1に電子ビーム溶接等により冶金的に接合する。補強板3の両側に永久磁石2を嵌め込んで取付ける。外筒1cは補強板3に固着される部分を固定支点1sとする軸方向のスパンの短い片持ち梁となり、円周方向の長いスパンの固定支点1rの応力を激減させる。
請求項(抜粋):
回転子枠が非磁性材からなり、ボスと複数のアームと外筒とから一体形成され、アームの周方向の間に扇形の空間を確保し、扇形の空間に扇形の永久磁石を嵌め込んで取付ける軸方向空隙形回転子において、前記の扇形の空間にこの空間より軸方向長さの小さい扇形の磁性材の補強板を配置し、補強板を回転子枠に冶金的に接合し、補強板の端面に永久磁石を嵌め込んで取付けることを特徴とする軸方向空隙形回転子。

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