特許
J-GLOBAL ID:200903005831473468
場所打ちコンクリート杭の構築方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053070
公開番号(公開出願番号):特開平9-242067
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 場所打ちコンクリート杭の完成後にスタンドパイプ(ケーシング)をフーチングの型枠として利用することで後の作業に要する手間と時間を軽減する。【解決手段】 地盤10にケーシングを貫入して大径孔14を形成し、この大径孔14の底部から地盤を削孔して小径の杭孔16を削孔する。次に、仕切籠24をケーシング内において杭孔の上方に配置すると共に該仕切籠を介して杭孔に鉄筋籠22を挿入し、杭孔と仕切籠にコンクリート40を打設する。コンクリートの打設中、レイタンス等の不良コンクリート41は仕切籠の網32を通って流出する。また、仕切籠をオーバーフローしたコンクリートを大径孔14の底に敷き、コンクリートの表面を平坦に仕上げる。これにより、コンクリートの養生後、ケーシングを型枠としてフーチングを構築できる。また、引き続いて躯体本体を構築できる。
請求項(抜粋):
(a)地盤中に筒状のケーシングを配置すると共に該ケーシングにより囲まれた大径孔を形成する工程、(b)大径孔の底部から地盤を削孔して該ケーシングよりも小径の杭孔を削孔する工程、(c)杭孔に鉄筋籠を配置し、外周部を網で囲った仕切籠を杭孔の上方に配置する工程、(d)杭孔と仕切籠の内側にコンクリートを打設すると共に、コンクリートの打設中に仕切籠の外部に不良コンクリートを排出する工程、(e)コンクリートの表面を平坦に仕上げる工程、を含む場所打ちコンクリート杭の構築方法。
引用特許:
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