特許
J-GLOBAL ID:200903005836405606

ターボチャージャのオイル洩れ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320095
公開番号(公開出願番号):特開平9-158742
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 リングシールの合い口隙間を狭くすると同時に、シャフトに斜歯状のオイル排除溝を設けることにより、シール性能を向上するようにしたターボチャージャのオイル洩れ防止装置を提供すること。【解決手段】 タービンシャフト2の外周面に形成した環状溝6内には狭いリング合い口8の隙間を有するリングシール7が嵌挿されている。ブロワ4の反対側の環状溝6に隣接したシャフト2上には、斜歯状のオイル排除溝9が形成されている。ターボチャージャの作動に伴ないシャフト2が回転すると、オイル排除溝9の回転により、リングシール7への浸入オイルは速やかに排除され、また、軸受3側の圧力がブロワ4側の圧力より大きくなった時、リングシール7がブロワ4側へ洩れるエアを少量に抑えることにより、エア流れに混合して洩れるオイルを減らすことができるため、シール性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
タービンシャフトの環状溝にリングシールが嵌挿され、該リングシール近傍のオイルをタービンシャフトの回転により排出させるようにしたターボチャージャのオイル洩れ防止装置において、ブロワの反対側の上記環状溝に隣接したシャフト上に斜歯状のオイル排除溝を形成し、該オイル排除溝の深さはタービンシャフトが最大に振れたときのリングシールと環状溝との径方向の重なり幅よりも浅く、且つ、上記リングシールの合い口隙間部の開口面積はラビリンスシール部の開口面積の0.5%以下であることを特徴とするターボチャージャのオイル洩れ防止装置。
IPC (3件):
F02B 39/00 ,  F01D 25/18 ,  F16J 15/28
FI (3件):
F02B 39/00 P ,  F01D 25/18 C ,  F16J 15/28

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