特許
J-GLOBAL ID:200903005840383935

リン酸カルシウム系多孔質複合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-175659
公開番号(公開出願番号):特開平10-001375
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 リン酸カルシウム系の被膜が剥離し難く、また、基材の溶出等のない、リン酸カルシウム系の多孔質複合体及びその製造方法を提供する。【解決手段】 細孔を有する金属、セラミックス等からなる基材の表面及び細孔の内表面に、Si、Ti、Al等の元素、又はそれらの酸化物、窒化物などからなる中間層を設ける。そして、この中間層の表面に、カルシウムを含む塩、リンを含む化合物、及びカルシウムイオンとリンイオンの少なくとも一方に配位するキレート化剤、或いはリンを含むキレート化剤とカルシウムを含む塩、又はカルシウムを含むキレート化合物とリンを含むキレート化合物、又はカルシウム及びリンのアルコキシド等を用いて、水溶液又はゾルを調製し、必要に応じて熱処理し、焼成することにより、基材と中間層とリン酸カルシウム系セラミックス層とからなる多孔質複合体を得る。
請求項(抜粋):
細孔を有する基材、該基材の表面及び該細孔の内表面に設けられた中間層、並びに該中間層の表面に設けられたリン酸カルシウム系セラミックス層からなり、上記細孔の直径は10μm〜1mmであり、上記基材の表面における上記中間層及び上記リン酸カルシウム系セラミックス層の厚さは、それぞれ0.05〜5μmであり、上記細孔の内表面における上記中間層及び上記リン酸カルシウム系セラミックス層の厚さは、それぞれ0.05μm以上であることを特徴とするリン酸カルシウム系多孔質複合体。
IPC (6件):
C04B 38/00 303 ,  A61K 6/033 ,  A61L 27/00 ,  C04B 41/89 ,  C04B 41/90 ,  C23C 28/04
FI (6件):
C04B 38/00 303 Z ,  A61K 6/033 ,  A61L 27/00 J ,  C04B 41/89 A ,  C04B 41/90 B ,  C23C 28/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭63-099867
  • 骨内インプラント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-229322   出願人:株式会社ニコン
  • 骨内インプラント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-021579   出願人:株式会社ニコン
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審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-099867
  • 骨内インプラント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-229322   出願人:株式会社ニコン
  • 骨内インプラント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-021579   出願人:株式会社ニコン

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