特許

J-GLOBAL ID：200903005840894573

自動販売機

発明者： 阿部 順一
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 篠部 正治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-066506
公開番号（公開出願番号）：特開平10-261145
出願日： 1997年03月19日
公開日（公表日）： 1998年09月29日
要約：

【要約】【課題】商品取出口から手を差し入れても扉裏面側に並ぶ電装品などに悪戯ができないように、断熱内扉に設けた商品搬出用小扉の構造を改良する。【解決手段】庫内側の商品搬出路と外扉2に設けた商品取出口6との間を連係して、断熱内扉3の商品搬出口にフラッパ8と額縁状のフラッパ取付枠9との組立体としてなる商品搬出扉7を設けた自動販売機において、樹脂成形品で作られたフラッパ取付枠と一体に、その上縁側に薄肉な蝶番部9aで繋がる邪魔板9bをモールド成形しておき、該邪魔板を取付枠の前面に折り返した上で、爪係合穴9dを係合爪9c掛け止めして外扉の裏面側に通じる隙間を塞ぐ。これにより、商品取出口から手を挿入しても、邪魔板が障害物となって指先が外扉の裏面側に差し入れることができず、これによりこの部分に配置したコインメック,各種電装品など対する悪戯行為を阻止できる。

請求項（抜粋）：

商品収納ラックを搭載した本体ケースの前面に断熱内扉,および商品取出口を設けた外扉を備えるとともに、庫内側の商品搬出路と商品取出口との間を連係して断熱内扉に商品搬出口を開口し、ここにフラッパと額縁状のフラッパ取付枠との組立体としてなる商品搬出扉を装着した自動販売機において、前記フラッパ取付枠と一体に、その上部前面に張り出して外扉の裏面側に通じる隙間を塞ぐ邪魔板を設けたことを特徴とする自動販売機。