特許
J-GLOBAL ID:200903005842624603

使い捨て式血液収集装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296129
公開番号(公開出願番号):特開平5-130982
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 或る長さのカニューレを使用する使い捨て式血液収集装置に関するものである。【構成】 血液収集装置の胴部内に或る長さのカニューレが引っ込められ、保管、処分に備える。カニューレは、使用直前に血液収集装置に取り付けられ、これを行うには、胴部内に配置した可動ディスクに形成した孔に螺合させ、錠止作動位置へ回転させ、カニューレの取り付け、使用に備える。使用後、ディスクを反対方向へ回転させ、このディスクに取り付けたカニューレを、ディスクをさらに動かないように止めることによって永久錠止する位置まで胴部内で長手方向へ完全に引っ込める。ディスクの孔にはディスクが作動位置へ回転する方向と同じ方向にねじ山が形成してあり、カニューレの装置への取り付け時にディスクが錠止位置から移動するのを防止する。
請求項(抜粋):
弾性材料で形成してあり、一端が閉じている円筒形の胴部であって、軸線方向の孔が形成してあり、この孔を貫いて或る長さのカニューレの一端が突出したり、引っ込んだりすることができるようになっており、反対端が開口していて前記カニューレの反対端にサンプル収集容器を挿入したり、また、そこから取り出したりすることができるようになっている円筒形の胴部と、胴部内に横方向に配置してあり、カニューレのボスに形成したねじ山と螺合してカニューレを受け入れるねじ山を有する孔を有するディスクであり、このディスクの片側にカニューレの前記一端を位置させ、カニューレの反対端をカニューレの反対側に位置させ、カニューレを胴部と軸線方向に整合させるディスクと、前記胴部の表面に形成してあり、胴部の閉じた端のすぐそばから胴部の開いた端を通って胴部の軸線に対して平行に延びる長手方向通路と、胴部内でディスクに連結してあり、胴部の外部でディスクに対してほぼそれを横切る方向へ延びているステムであり、前記カニューレが前記ディスクに固定されたとき、カニューレの一端が胴部の孔から突出し、また、ディスクが胴部の閉じた端から離れるように長手方向へ胴部の開いた端と閉じた端の間の所定の処分位置まで動かされたときに、カニューレの両端が胴部内に位置させられる、胴部の閉じた端に隣接した作動位置まで胴部に対するディスクの長手方向移動を開始させるように作動するステムと、前記処分位置にディスクを錠止する錠止手段と、胴部の開いた端を閉じるように選択的に作動する閉鎖手段とを包含し、前記長手方向通路が胴部の閉じた端に隣接し、オフセット開口を形成してあるスロット部であって、オフセット開口が、ディスクが胴部の閉じた端に隣接したときにステムが回転してディスクを長手方向移動をしないように錠止することができるように配置してあるスロット部と、胴部の開いた端と閉じた端の間で長手方向通路の一部で長手方向スリットからなる部分に形成した処分位置錠止孔とを包含し、前記スリット部が、オフセット開口と錠止孔の間で胴部に形成した第1カム作用面へと狭まっていることを特徴とする血液収集装置。

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