特許
J-GLOBAL ID:200903005854387763

角度変更可能な脊椎用ネジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035704
公開番号(公開出願番号):特開平7-255739
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 身体の内側/外側面で回動するとともに、頭/下肢面で角度形成を行い、次に特定の角度位置にロックされる、脊椎ロッドシステムに用いられる固定装置を提供する。【構成】 骨用ネジ11、つば20及びロックピン40を備えてなる脊椎固定装置10。骨用ネジ11は、長手軸を有するネジ付き軸部と中央孔付きはと目を備えたヘッド部とを備えている。つばは、概ねU字型であって、短手軸と、ネジのはと目にかぶせて配置するのに適合するすき間とを有する。細長いロックピンは、外面の少なくとも一部に把握手段を備え、はと目を貫通して滑動可能に挿入される大きさと形状である。つばがはと目に対して回動して、ネジ付き軸部の長手軸とつばの短手軸との間の角度形成が調整され、特定の角度位置につばがロックされる。
請求項(抜粋):
a)一般的に長手軸を有しかつ患者の骨性組織に外科的に植え込まれるように形成されたネジ付き軸部と、この軸部が植え込まれたとき患者の骨性組織の上方に延びるヘッド部とを有し、b)ヘッド部が中央孔付きはと目を有する骨用ネジと、c)横断軸、および骨用ネジのはと目部にかぶせて配置するのに適したすき間を有する一般的にU字状のつばと、d)外面の少なくとも一部に把握手段を有し、かつ前記はと目を貫通して滑動可能に差し込まれる大きさと形状にされた細長いロックピンとを備えてなり、e)つばの表面部分とはと目の表面部分がそれぞれ、ロックピンがはと目の中央孔を貫通して差し込まれてはと目がつばのすき間を塞ぐときに前記把握手段に係合する手段を含み、f)その係合手段が、つばにおける梨地加工された表面部分とはと目における梨地加工された表面部分とを含み、g)つばがはと目に対して回動して、前記ネジ付き軸部の長手軸とつばの横断軸との間に生じる角度が調整され、h)ロックピンがはと目を貫通して差し込まれてはと目がつばのすき間を塞ぐときに特定の角度位置につばをロックするロック手段を備えた脊椎固定システムに用いられる脊椎固定装置。

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