特許
J-GLOBAL ID:200903005855575202

電子管用陰極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-046273
公開番号(公開出願番号):特開2000-251613
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 筒状の支持管の端部内壁に支持される基体の熱応力に起因する歪みの発生を抑制し、基体上の電子放射面にかかる電位を安定化させることが可能な電子管用陰極を得る。【解決手段】 基体1が支持された側の支持管2の端部に、切り欠き部21を設ける。この切り欠き部21は、深さが基体1の厚みよりも小さな寸法となるようにし、切り欠かれた部分からは基体1や、その上層に配置された合金層4、電子放射物質5の側面が覗くような状態とする。このような切り欠き部21を備えたことにより、支持管2が基体1に与える応力も緩和することができる。これに伴って、基体1の塑性歪みによる塑性変形の蓄積を低減できる。
請求項(抜粋):
ヒータを内蔵した支持管、上記支持管の一端を閉塞するように上記支持管内に配置された基体、上記基体に被着するように配置された合金層、上記合金層の表面に被着された電子放射物質層を備え、上記支持管をその内壁と接する上記基体の周方向の側面に対して部分的に非接触状態となるように構成することによって基体の変形を低減する熱応力歪み緩和構造にしたことを特徴とする電子管用陰極。
IPC (3件):
H01J 1/20 ,  H01J 1/26 ,  H01J 29/04
FI (4件):
H01J 1/20 H ,  H01J 1/20 J ,  H01J 1/26 B ,  H01J 29/04
Fターム (2件):
5C031DD07 ,  5C031DD15

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