特許
J-GLOBAL ID:200903005858098626

管球のシール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168651
公開番号(公開出願番号):特開平8-017346
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 従来の硬質ガラス管を用いた電球のシール方法では、加熱時に不活性ガスを流すとシール不良を発生して寿命が低下し、不活性ガスを使用しないときにはモリブデン箔部の蒸発で内面が汚染される問題点を生じていた。【構成】 本発明により、真空ポンプ11を用いて硬質ガラス管1内の不活性ガスを大気圧よりも低い内圧を保つ状態で流し当該シール部分の加熱をバーナー20で行うものとしたことで、硬質ガラス管1が軟化したときには大気圧により圧縮されて、電極3のモリブデン箔部3aと近接若しくは接触するものとなり、これによりモリブデン箔部3aの加熱も充分に行えるようにして両者の密着性を向上させシール性能を向上させ、同時に不活性ガスの流れにより内面の汚染も生じないものとして、課題を解決するものである。
請求項(抜粋):
硬質ガラス管の当該部分を加熱しピンチシールを行うことで電極のモリブデン箔部を挟着してシールを行う硬質バルブ管球のシール方法において、前記硬質ガラス管にはバルブ室を上流側とする一方の端部から不活性ガスを注入すると共に、他の一方の端部からは排気を行い、もって、前記硬質ガラス管の内圧を1〜1×105 Paに保持した状態で加熱し、前記硬質ガラス管が軟化して変形し前記モリブデン箔部と接触した時点で前記不活性ガスの注入を停止しピンチシールを行うことを特徴とする硬質バルブ管球のシール方法。

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