特許
J-GLOBAL ID:200903005858568053

内燃機関のバルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-121325
公開番号(公開出願番号):特開2000-320356
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 適切な吸気バルブの閉タイミングで内燃機関を始動する。【解決手段】 バルブタイミング調整装置10は、ベーン29とハウジング28で形成される進角室や遅角室への油圧を調整してベーン29を進角又は遅角させて吸気バルブの開閉タイミングを変更する。ベーン29は、最進角位置の係止穴49Aや最遅角位置の係止穴にロックピン43を嵌挿することによりその位置で固定される。エンジンの停止はベーン29が中間位置になるよう行ない、始動は、冷却水温度が低いときにはクランクシャフトを所定角度逆回転させてベーン29を最進角位置に固定してから行ない、温度が高いときにはそのままクランキングすることによりベーン29を最遅角位置に固定して行なう。最進角位置で始動すると圧縮圧が高くなるから冷間時の始動が容易となり、最遅角位置で始動すると圧縮圧が低くなるから温間時の始動の際の振動を減少させることができる。
請求項(抜粋):
クランクシャフトの下死点以降の回転角で内燃機関の吸気バルブの閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記クランクシャフトを回転駆動する電動機と、前記クランクシャフトの回転角との位相を固定して、前記吸気バルブの閉タイミングを進角側の所定角に固定可能なタイミング固定手段と、前記内燃機関の状態を検出する状態検出手段と、前記内燃機関の始動要求がなされたとき、前記状態検出手段により検出された該内燃機関の状態が所定の状態の場合には、前記吸気バルブの閉タイミングを前記進角側の所定角に設定するタイミング設定手段と、前記タイミング設定手段による設定に基づいて、前記電動機により前記クランクシャフトを所定の角度逆回転させることにより、前記タイミング固定手段によって前記クランクシャフトの回転角との位相を前記進角側の所定角に固定する進角制御手段とを備えるバルブタイミング調整装置。
IPC (7件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 29/02 321 ,  F02D 29/02 ,  F02D 45/00 310 ,  F02D 45/00
FI (7件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 E ,  F01L 13/00 301 Y ,  F02D 29/02 321 B ,  F02D 29/02 321 C ,  F02D 45/00 310 B ,  F02D 45/00 310 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3164007号
審査官引用 (1件)
  • 特許第3164007号

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