特許
J-GLOBAL ID:200903005858631618

自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325683
公開番号(公開出願番号):特開平5-162535
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 ヒートポンプ式冷暖房装置を用いた自動車用空気調和装置で、特に暖房運転時に室外熱交換手段に起きる凍結をデフロストする際に、車内の窓ガラスが曇らず、乗員に冷風が当たるのを緩和でき不快感を防止できる空気調和装置を提供する。【構成】 暖房運転時に外気から吸熱する室外熱交換器8に凍結が生じる所定温度以下をDEFセンサ45により検出し、この検出時にデフロスト手段を有する室外機制御装置3により四方弁4を切り替えて冷房運転し、室外熱交換器8にコンプレッサ7から高温の冷媒を送給して除霜すると共に、温風から一転して室内内熱交換器10から吹き出す冷風を、吹き出し口を制御する電動アクチュエータを作動させて車室のフロントガラスへの吹き出し量を増加させるよう制御する。
請求項(抜粋):
冷房運転時には、冷媒が、圧縮手段で圧縮して高温高圧ガスとなり、順次に室外熱交換手段で外気への放熱により冷却液化し、冷媒制御手段で減圧膨張し、室内熱交換手段で車室へ送給する空気からの吸熱により蒸発し、再び圧縮手段に戻る冷房サイクルで作動するように切り換え、また暖房運転時には、冷媒が、圧縮手段で圧縮されて高温高圧ガスとなり、順次に室内熱交換手段で車室に送給される空気への放熱により冷却液化し、冷媒制御手段で減圧膨張し、室外熱交換器で外気からの吸熱により蒸発し、再び圧縮手段に戻る暖房サイクルで作動するように切り換える流路切換え手段と、暖房運転中に室外熱交換手段に設けた温度検出手段の検出温度が所定値以下になった時に室外熱交換手段に高温の冷媒を供給する冷房サイクルになるよう流路切換え手段を制御するデフロスト手段とを備えた自動車用空気調和装置において、デフロスト手段が冷房サイクルへと制御すると、室内熱交換手段から車室内に送給される空気量のうち車室のフロントガラスへの吹出し空気量を増加させる吹出し口制御手段を設けたことを特徴とする自動車用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/22 ,  B60H 1/32

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