特許
J-GLOBAL ID:200903005867070513
内燃機関の回転速度制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-024775
公開番号(公開出願番号):特開平6-213045
出願日: 1993年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 通常アイドル状態とアイドルアップ状態との間の移行の際に、急激な回転速度の変化を抑制して、乗員にショックを感じさせることを防止する。【構成】 エアコンが停止状態から作動状態に切り換えられた後(時刻t1)、見込み補正量NIPを徐変させると、実回転速度が徐々に変化するために、目標回転速度と実回転速度との偏差から求める学習補正量を積算して求める積分制御量NIIは、従来、図中、破線に示すように急変する。これに対して、アイドルアップ分の見込み補正量NIPに加えて目標回転速度NTRGも経時と共に徐々に変化させることで、目標回転速度NTRGと実回転速度NEとの偏差が小さくなり、積分制御量NIIが一時的に急変することもない。この結果、エンジン回転速度が急激に変化することがなく、ディーゼルエンジン1の不要な振動に基づくショックを乗員に感じさせることがない。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記内燃機関の回転速度を調整する回転速度調整手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出された運転状態に応じた目標回転速度を設定する目標回転速度設定手段と、該設定された目標回転速度と前記回転速度検出手段により検出された回転速度とに基づく制御量を算出して、該制御量に応じて前記回転速度調整手段を制御することにより、前記回転速度を前記目標回転速度に移行する回転速度制御手段と、前記内燃機関の通常アイドルモードからアイドルアップモードへの移行またはアイドルアップモードから通常アイドルモードへの復帰をモード変更として検出するモード変更検出手段と、該モード変更検出手段によりモード変更が検出されたとき、該モード変更に伴う補正量を算出し、該補正量により前記回転速度制御手段で算出される制御量を補正する制御量補正手段とを備え、更に、前記制御量補正手段により算出される補正量を、その全量または一部の量が経時と共に徐々に変化するように徐変させる補正量徐変手段と、前記モード変更検出手段によりモード変更が検出されたとき、前記目標回転速度設定手段で設定される目標回転速度を、経時と共に徐々に変化し前記目標回転速度に達するように徐変させる目標回転速度徐変手段とを設けた内燃機関の回転速度制御装置。
引用特許:
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