特許
J-GLOBAL ID:200903005873831593

輪ばねを用いた建造物の耐振補強装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223971
公開番号(公開出願番号):特開平8-068233
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 輪ばねの弾力および振動減衰能力を生かした耐振補強装置を使って、建造物に剛性とじん性を付加し、地震力や風圧力に対する建造物の耐力を増大させる。【構成】 左右の柱1、下階のはり2、および、上階のはり3からなる建造物の骨組の構面に、下階のはり2の両端部に両突端を連結させて山形架構5を設置する。取付軸を上階のはり3と平行に設定した輪ばねブロックを囲んで、固定板保持枠8と遊動板保持枠11を組み合わせ、それらの2つの保持枠が輪ばねブロック取付軸の方向に相対変位をおこすと、輪ばねブロックに圧縮力が作用するように輪ばね装着体7を形成する。上階のはり3と一体に輪ばね装着体7の固定板保持枠8を設置し、山形架構5の曲折部に輪ばね装着体7の遊動板保持枠11を連結する。
請求項(抜粋):
建造物の一方の構造体に連結する一体連結部(6、46、66、70、106、113、118)と、輪ばね装着体(7、67、107)を介して、前記の建造物の他方の構造体に弾性連結する弾性連結部(12、52、72、112)を持つ補強構造体(4、44、64、104)を、一体連結部(6、46、66、70、106、113、118)を建造物の一方の構造体に連結させて取り付けるとともに、輪ばねブロック(16、76)を囲んで固定板保持枠(8、68、108)と遊動板保持枠(11、71、111)を組み合わせて設け、固定板保持枠(8、68、108)に対して、遊動板保持枠(11、71、111)が輪ばねブロック(16、76)取付軸の方向に相対変位をおこすと、収容された輪ばねブロック(16、76)に圧縮力が作用するように形成した輪ばね装着体(7、67、107)の一方の保持枠を、建造物の構造体に、他方の保持枠を、補強構造体(4、44、64、104)の弾性連結部(12、52、72、112)にそれぞれ連結したものである輪ばねを用いた建造物の耐振補強装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/18 ,  E04B 1/34
引用特許:
審査官引用 (2件)

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