特許
J-GLOBAL ID:200903005881106997

難燃性樹脂組成物およびそれを用いた成形物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-117378
公開番号(公開出願番号):特開2005-239997
出願日: 2004年04月12日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 高度の難燃性と優れた機械特性を有する難燃樹脂組成物とそれを用いた成形物品を提供する。【解決手段】 (a)パーオキサイド分解型の熱可塑性ポリオレフィン樹脂、(b)パーオキサイド架橋型の熱可塑性ポリオレフィン樹脂((b)は、(f)ポリエン化合物含有オレフィンのコポリマーを含む。)、(c)非芳香族系ゴム用軟化剤からなる熱可塑性樹脂成分(A)100質量部に対して、架橋剤0.01〜0.6質量部、架橋助剤0〜1.8質量部、並びに、所定量がシランカップリング剤で前処理された金属水和物(B)50〜300質量部の割合で含有し、前記熱可塑性樹脂成分(A)の溶融温度以上で加熱・混練してなる難燃性樹脂組成物。及び、その難燃性樹脂組成物を架橋処理し、被覆又は成形する成形物品。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)パーオキサイド分解型の熱可塑性ポリオレフィン樹脂10〜75質量%、(b)パーオキサイド架橋型の熱可塑性ポリオレフィン樹脂25〜90質量%(ただし、(b)は、(f)ポリエン化合物含有オレフィンのコポリマーを含み、(f)は(A)において5〜50質量%を占める)及び(c)非芳香族系ゴム用軟化剤0〜40質量%からなる熱可塑性樹脂成分(A)に、(d)架橋剤、及び、熱可塑性樹脂成分(A)100質量部に対し金属水和物(B)50〜300質量部の割合で含有し、並びに、前記金属水和物(B)は、 (i)前記金属水和物(B)が50質量部以上100質量部未満の場合は、前記熱可塑性樹脂成分(A)100質量部に対してシランカップリング剤で前処理された金属水和物が50質量部以上; (ii)前記金属水和物(B)が100質量部以上300質量部以下の場合は、金属水和物(B)の少なくとも半量が、シランカップリング剤で前処理された金属水和物である 組成の混合物であって、前記熱可塑性樹脂成分(A)の溶融温度以上で加熱・混練してなることを特徴とする難燃性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L23/00 ,  C08J3/20 ,  C08K9/06 ,  C08L91/00
FI (4件):
C08L23/00 ,  C08J3/20 Z ,  C08K9/06 ,  C08L91/00
Fターム (29件):
4F070AA12 ,  4F070AA13 ,  4F070AA15 ,  4F070AA63 ,  4F070AB01 ,  4F070AB03 ,  4F070AC13 ,  4F070AD06 ,  4F070AE07 ,  4F070FA03 ,  4F070FB06 ,  4F070FC02 ,  4J002AE05Y ,  4J002BB05X ,  4J002BB06X ,  4J002BB13W ,  4J002BB15X ,  4J002BB15Z ,  4J002BB21X ,  4J002BP01Z ,  4J002BP02W ,  4J002CC045 ,  4J002DE078 ,  4J002EH077 ,  4J002FB098 ,  4J002FD138 ,  4J002FD145 ,  4J002FD146 ,  4J002GT00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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