特許
J-GLOBAL ID:200903005883598838

流量制御弁及びそれを用いた温水式暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-054109
公開番号(公開出願番号):特開平8-072529
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 微少開口部を必要とすることなく、微少流量を制御できるようにする。【構成】 エンジン1からの温水が流入する温水入口パイプ19の開口面積を、流量制御弁4の弁体17に設けた制御流路17aで絞るとともに、暖房用熱交換器3の入口側に連通する温水入口パイプ20の開口面積を、弁体17に設けた制御流路17bで絞り、さらにこの両制御流路17a、17bの中間部アをバイパス回路5に常に連通する。これにより、前記中間部アの圧力を下げて、暖房用熱交換器3に加わる圧力を十分低下させることができ、そのため弁体17により微少開口部を設定しなくても、微少流量を良好に制御できる。
請求項(抜粋):
温水供給源から暖房用熱交換器に供給される温水流量を制御するための流量制御弁であって、弁ハウジングと、この弁ハウジングに設けられ、前記温水供給源の温水吐出側または前記暖房用熱交換器の温水出口側に連通する温水入口と、前記弁ハウジングに設けられ、前記暖房用熱交換器の温水入口側または前記温水供給源の温水吸入側に連通する温水出口と、前記弁ハウジングに設けられ、前記暖房用熱交換器のバイパス回路の入口側または出口側に連通するバイパス用開口と、前記弁ハウジング内に、前記温水入口、前記温水出口及び前記バイパス用開口の開口面積を調整可能に設置された弁体と、この弁体を作動させる弁体作動手段とを備え、前記弁体は、その作動範囲の一端側では、前記温水入口及び前記温水出口の開口面積を双方とも小面積に絞るとともに、前記温水入口と前記温水出口との間の温水流路に対して前記バイパス用開口を前記小面積より十分大きい開口面積で開口するように構成されており、かつ前記弁体の作動量が、その作動範囲の一端側から他端側に向かって増大するにつれて、前記温水入口及び前記温水出口の開口面積を双方とも増大させるとともに、前記温水入口と前記温水出口との間の温水流路に対する前記バイパス用開口の開口面積を次第に減少させるように、前記弁体が構成されていることを特徴とする温水式暖房装置用流量制御弁。
IPC (3件):
B60H 1/08 ,  F16K 5/04 ,  F16K 5/18
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭54-013649
  • 特開昭60-056624
  • 特開平1-153876

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