特許
J-GLOBAL ID:200903005889152220

移動体の現在位置表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-356811
公開番号(公開出願番号):特開平6-194183
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 長距離直線走行時の距離誤差の補正精度の向上を図る。【構成】 推測位置を走行軌跡の形で43に記憶したその走行軌跡中で44が検出したコーナー及び対応ノードに基づき、45がコーナー検出失敗判定を行う。46はこの判定結果及び道路の幅員を考慮した距離誤差計算を行い、併せて47が走行軌跡中で検出したコーナーのうち真のコーナー間においてコーナー間情報を抽出する。48に蓄積した誤差データとコーナー間情報が一定量となった後の直線走行時に47が形成した現在走行情報に基づき、49が48から所定数の誤差データを検索取得する。50はその検索取得した所定数の誤差データの平均値を直線走行時の累積誤差に対する補正値として求め、51がその補正値に基づき表示した現在位置を修正する。
請求項(抜粋):
移動体に搭載される装置であって; 当該移動体の移動距離と移動方向をそれぞれ検出する手段と; 地図データを記憶する手段と; 検出した移動距離、移動方向と前記地図データに基づき当該移動体の現在位置、コーナーから計算された現在位置及び修正した現在位置を出力する信号処理部と;表示された地図上に前記現在位置を表示すると共に、その表示に際し前記コーナーが検出されたときはそのコーナーから計算された現在位置を優先表示すること、前記修正した現在位置を改めて表示することを行う画像表示装置と; を備え、前記信号処理部は、検出した移動距離と移動方向に基づき当該移動体の現在位置を推測する手段と; 一定走行距離毎にその期間内に逐一入力した所定数の前記推測位置の最終推測位置を前記地図データ記憶手段から検索した1つの道路上の位置に補正する補正値を求めそれを前記現在位置として出力する基本マッチング手段と; 前記推測位置の一定量を走行軌跡として記憶する手段と; 前記記憶した走行軌跡中に前記コーナーが検出されたとき前記地図データ記憶手段から当該走行軌跡の形状に合致する形状の道路リンクを検索し、その検索した道路リンクにおいて当該走行軌跡で検出したコーナーに対応するノード(以下、「対応ノード」)を検出しその対応ノードの位置を当該コーナーの補正位置として前記画像表示装置へ出力すると共に、コーナーと対応ノードとを出力するコーナーマッチング手段と; 前記記憶した走行軌跡に対するマッチングリンクとして前記地図データ記憶手段から読み出した当該移動体が走行すると想定される道路リンクにおいて屈折点または交差点を検出したときその検出した屈折点または交差点を示すノードと前記コーナーマッチング手段から入力された対応ノードとの一致不一致を判定するコーナー検出失敗判定手段と; 前記コーナーマッチング手段が出力するコーナー及び対応ノードを受けて前記コーナー検出失敗判定手段が不一致と判定したコーナーを除く各コーナー間の距離誤差を前記地図データ記憶手段から読み出した幅員情報を加味して算出する手段と; 前記コーナーマッチング手段が出力するコーナー及び対応ノードを受けて前記記憶した走行軌跡において前記コーナー検出失敗判定手段が不一致と判定したコーナーを除く各コーナー間での始点コーナーと終点コーナーの位置座標及びそのコーナー間での移動体の移動距離、平均速度、平均加速度を内容とするコーナー間情報を抽出し出力すること、及び、前記記憶した走行軌跡において最も最近のコーナーから一定値以上の直線走行をしたことが検出でき、かつ、前記形成出力したコーナー間情報の蓄積量が所定値以上のときにその最近のコーナーから現在位置までの現在走行情報(位置座標、移動距離、平均速度、平均加速度)を抽出し出力することを行う付加情報抽出手段と; 前記距離誤差データ及び前記コーナー間情報を蓄積するコーナー間データ記憶手段と; 前記現在走行情報に基づき前記コーナー間データ記憶手段からコーナー間の距離誤差データを検索する手段と; 前記検索された所定数のコーナー間の距離誤差データの平均値を補正量として算出する手段と;前記算出した補正量に基づき前記基本マッチング手段が出力する現在位置を修正する手段と; を備えることを特徴とする移動体の現在位置表示装置。
IPC (5件):
G01C 21/00 ,  G06F 15/62 335 ,  G06F 15/66 360 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10

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