特許
J-GLOBAL ID:200903005891646728

車両用防音部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-091547
公開番号(公開出願番号):特開平6-298014
出願日: 1993年04月19日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 エンジン騒音および排気系の騒音等がフロアパネル下方空間に放射されて、車外騒音の主因となるのを防止するとともに、車室内の静粛性を高めた車両用防音部材を提供することを目的とする。【構成】 ダッシュロアパネル10の後方で、かつサイドシルパネル13の内側に位置するトーボード11,フロアパネル12の全区域あるいは部分的にパネル下面側に厚み50mm以下の背後空気層40を介して穿孔板30を設置するとともに、この穿孔板30の厚みおよび孔31の径,ピッチ,それに背後空気層40の厚みを調整することにより、ヘルムホルツの共鳴原理を応用して、ターゲットとなる特定周波数域の騒音を有効に吸音する。
請求項(抜粋):
ダッシュロアパネル(10)より後方で、かつサイドシルパネル(13)の内側に位置するトーボードパネル(11)およびフロアパネル(12)の下面側に設置される車両用防音部材(20)において、この防音部材(20)は、トーボードパネル(11),フロアパネル(12)の下面側に厚み50mm以下の背後空気層(40)を介して穿孔板(30)を設置するとともに、穿孔板(30)の厚み、孔(31)の径、ピッチおよび背後空気層(40)の厚みをそれぞれ調整することにより、次式で算出される周波数fの範囲を200〜2KHzに設定し、当該周波数域の騒音を吸音することを特徴とする車両用防音部材。【数1】上式中、C;音速β;開口率t;板厚b;開口半径d;背後空気層の厚み

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