特許
J-GLOBAL ID:200903005893281050

音環境疑似体験装置及び音環境解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255938
公開番号(公開出願番号):特開平7-168587
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 室内の音響特性のシミュレーション結果に基づき、実際に則した臨場感ある音場再生を実現し、効率的な音響設計、提案型営業を推進できるようにする。【構成】 音環境疑似体験装置1は、音環境解析部1と音場再生部2と出力部3とを備える。音環境解析部1は、解析空間をいくつかの面に分割し、それら各分割面の反射率と形態係数とを用いて反射音計算を行い、所定音源から放射された音量が所定の受音点に到達する到達音量時系列情報を算出する。音場再生部2において、インパルス応答計算部は、到達音量時系列情報をインパルス応答データに変換する。再生音生成部は、連動されたバーチャルリアリティ装置から入力される体験者の位置情報に基づいて、ドライソースにインパルス応答を畳み込むことによって再生音を生成してヘッドフォンに音声を出力する。
請求項(抜粋):
解析対象の空間に関する条件を用いて幾何音響学的手法によって前記解析対象空間のエコータイムパターンを算出するエコータイムパターン算出手段と、前記エコータイムパターン算出手段によって算出された前記エコータイムパターンを用いて各周波数帯域毎の応答を算出し、前記応答を合成することによってインパルス応答を算出するインパルス応答算出手段と、無響音の音源データに前記インパルス応答算出手段によって算出された前記インパルス応答を畳み込んで再生音データを生成する再生音生成手段と、前記再生音生成手段によって生成された前記再生音データを音声に変換して出力する出力手段とを備えたことを特徴とする、音環境疑似体験装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 音場シミユレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-259581   出願人:戸田建設株式会社
  • 特開平1-120999

前のページに戻る