特許
J-GLOBAL ID:200903005904334640

新規な共触媒を用いたビスフエノール類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295860
公開番号(公開出願番号):特開平9-132544
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 新規な共触媒を用いたビスフェノール類の製造方法。【解決手段】 濃鉱酸、例えば塩酸および/または塩化水素ガスなどを酸触媒とし反応媒体に不溶なマトリックスにイオン対結合で固定させたメルカプタンを共触媒として用いてモノフェノール類とカルボニル化合物、例えばアルデヒド類またはケトン類などから一般式1のビスフェノール類を合成する。〔R1およびR2は独立して水素、ハロゲン、C1-C8アルキル、C5-C6シクロアルキル、C6-C10アリールまたはC7-C12アラルキル、mは4〜7の整数、R3およびR4は各Xに関して独立して選択可能であり独立して水素またはC1-C6アルキルを表し、Xは炭素を表すが1個以上の原子X上でR3とR4が同時にアルキルを表す〕
請求項(抜粋):
式【化1】[式中、R1およびR2は、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1-C8アルキル、C5-C6シクロアルキル、C6-C10アリールまたはC7-C12アラルキルを表し、mは、4から7の整数を表し、R3およびR4は、各Xに関して独立して選択可能であり、互いに独立して、水素またはC1-C6アルキルを表し、そしてXは、炭素を表すが、但し少なくとも1個の原子X上でR3とR4が同時にアルキルを表すことを条件とする]で表されるビスフェノール類を式【化2】で表されるフェノール類と式【化3】で表されるケトン類の反応で製造する方法であって、鉱酸を触媒として用いそして架橋ポリスチレンを基とするスルホン酸イオン交換樹脂を共触媒として用い、ここで、該イオン交換樹脂を反応混合物に仕込む前にこのイオン交換樹脂の酸基をメルカプトアミン類またはチアゾリジン類で少なくとも10%中和しておきそして該共触媒の使用量をメルカプト基と使用ケトンのモル比が少なくとも1:10になるように選択することを特徴とする方法。
IPC (7件):
C07C 39/17 ,  B01J 31/10 ,  B01J 31/26 ,  B01J 37/00 ,  B01J 38/72 ,  C07C 37/20 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 39/17 ,  B01J 31/10 Z ,  B01J 31/26 Z ,  B01J 37/00 Z ,  B01J 38/72 ,  C07C 37/20 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (5件)
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