特許
J-GLOBAL ID:200903005910719880

断熱箱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240755
公開番号(公開出願番号):特開平6-100052
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 内箱等の使用される合成樹脂に対するケミカルアタックが究めて小さく且つ製造コストが少なく済む断熱箱体の提供。【構成】 冷蔵庫等の断熱箱体1では,外箱2と内箱3との間の空間内に,ポリオール成分と,イソシアネート成分と,水及び低オゾン分解性のフロン化合物を併用した発泡材等とより成る硬質ポリウレタンフォーム原料が充填される。この時,水とイソシアネート成分とが反応することにより二酸化炭素ガスが発生する。そして,上記空間内で発泡・硬化された硬質ポリウレタンフォーム中のフロン化合物の濃度が上記二酸化炭素ガスの濃度に対して15%以下のモル%であれば,内箱3にABS樹脂を用いた場合でもこのABS樹脂に割れを発生させることがない。この場合,上記フロン化合物と共に高い併用比率で水が用いられるので,断熱箱体1の製造コストの低減化を図ることができる。
請求項(抜粋):
外箱と内箱との間の空間内に真空断熱材を具備し,少なくともポリオール成分と,イソシアネート成分と,水及び低オゾン分解性のフロン化合物を併用した発泡剤とを上記空間内に充填して硬質ポリウレタンフォームを形成した断熱箱体において,上記水と低オゾン分解性のフロン化合物との併用比率を,上記硬質ポリウレタンフォーム中の上記フロン化合物の濃度を上記水と上記イソシアネート成分との反応により生じた二酸化炭素の濃度に対して15%以下のモル%とするように設定したことを特徴とする断熱箱体。
IPC (8件):
B65D 81/38 ,  B29C 39/12 ,  C08J 9/02 CFF ,  F25D 23/06 ,  B29K 75:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 22:00 ,  C08L 75:04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-205582
  • 特開平4-093581

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