特許
J-GLOBAL ID:200903005932385942

二重系計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝井 章司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-137070
公開番号(公開出願番号):特開2001-318801
出願日: 2000年05月10日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 待機系計算機を動作状態へ遷移させる処理を伴う二重系計算機システムに係り、メモリファイルの復旧処理を高速に行い、迅速に待機系計算機を動作状態へ遷移させることを課題とする。【解決手段】 実行系計算機101は、共有するデータであるメモリファイル203の内容、あるいはメモリファイル203のログデータ205を復旧データとして送信し、待機系計算機102は、復旧データがメモリファイルの内容の場合は、そのままメモリファイル302に記憶し、ログデータの場合は、保存ファイル501を読み込み、ログデータによる更新を加える。
請求項(抜粋):
互いに接続され、同期するメモリファイルをそれぞれに記憶する実行系計算機と待機系計算機とからなる二重系計算機システムであって、実行系計算機は、実行系計算機が用いるメモリファイルを記憶する実行系計算機側メモリファイル記憶部と、実行系計算機側メモリファイル記憶部のメモリファイルを更新するデータ更新部と、メモリファイルの更新のログを取得するログ取得部と、取得したログを記憶するログデータ記憶部と、待機系計算機のメモリファイルを復旧する場合に、実行系計算機側メモリファイル記憶部に記憶しているメモリファイル、あるいは、ログ記憶部に記憶しているログを、復旧データとして選択し、選択した復旧データを送信する復旧データ送信部とを有し、待機系計算機は、待機系計算機が用いるメモリファイルを記憶する待機系計算機側メモリファイル記憶部と、待機系計算機側メモリファイル記憶部のメモリファイルを複製するファイル保存部と、複製されたメモリファイルを、保存ファイルとして記憶する保存ファイル記憶部と、待機系計算機のメモリファイルを復旧する場合に、復旧データを受信し、受信した復旧データがメモリファイルの場合に、復旧データをメモリファイルとしてメモリファイル記憶部に記憶させ、受信した復旧データがログの場合に、受信したログを復旧用ログデータ記憶部に記憶させる復旧データ受信部と、復旧データ受信部により受信した復旧データがログの場合に、保存ファイル記憶部の保存ファイルをメモリファイルとして待機系計算機側メモリファイル記憶部に読み取る保存ファイル読み取り部と、保存ファイル読み取り部により待機系計算機側メモリファイル記憶部に読み取ったメモリファイルを、復旧用ログデータ記憶部のログに基づいて更新するメモリファイル復旧部とを有することを特徴とする二重系計算機システム。
IPC (4件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 11/34 ,  G06F 12/00 531 ,  G06F 12/00
FI (4件):
G06F 11/20 310 C ,  G06F 11/34 A ,  G06F 12/00 531 D ,  G06F 12/00 531 J
Fターム (8件):
5B034BB02 ,  5B034BB17 ,  5B034CC01 ,  5B042MC07 ,  5B082DC09 ,  5B082DE03 ,  5B082DE04 ,  5B082GB01

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