特許
J-GLOBAL ID:200903005938120320

熱間圧延で表面疵の発生しないCr-Ni系ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084376
公開番号(公開出願番号):特開平8-281305
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 18Cr-8Niを基本成分とするCr-Ni系ステンレス鋼の熱間圧延時のスラブ表面に発生する微細な割れを防止する方法を提供する。【構成】 18Cr-8Niを基本成分とし、Mn:0.5〜2%、S:0.002〜.006%、Mn/S>200である連続鋳造鋳片のオシレーションマーク谷部における2mm×2mmの範囲に存在するNi濃度が平均濃度の1.15倍以上の面積が1×10-4mm2 以下であるスラブを、熱間圧延に際し1000°C以上1270°C以下の範囲で加熱し熱間圧延を行うことを特徴とする熱間圧延で表面疵の発生しないCr-Ni系ステンレス鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で18%Cr-8%Niを基本成分とし、0.5〜2.0%のMnと、0.002〜0.008%のSを含有し、かつMn/Sが200以上であるCr-Ni系ステンレス鋼の連続鋳造鋳片であって、その表層に存在するオシレーションマーク谷部における2mm×2mmの範囲に存在するNi濃度が平均濃度の1.15倍以上濃度の部分(Ni偏析部)の面積が0.4mm2 以下で、かつNi偏析部に存在する直径1μm以上のMnSの面積が1×10-4mm2以下であり、このスラブを、熱間圧延に際し1000°C以上1270°C以下の範囲で加熱し熱間圧延を行うことを特徴とする熱間圧延で表面疵の発生しないCr-Ni系ステンレス鋼の製造方法。
IPC (6件):
B21B 3/02 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/00 101 ,  C21D 9/46
FI (7件):
B21B 3/02 ,  B22D 11/00 B ,  B22D 11/12 A ,  B22D 11/12 D ,  C21D 8/02 D ,  C21D 9/00 101 A ,  C21D 9/46 Q

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