特許
J-GLOBAL ID:200903005938749717

建機の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230188
公開番号(公開出願番号):特開平9-071974
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 より経済性に優れた状態で、かつ、オートアイドル付きのエンジン回転数対応型のロードセンシングシステム(E対応L/S)を構成させる。【解決手段】 掘削作業装置が動いているとアクセルレバー24通りのエンジン回転数になり、停止しているとアイドリングに自動調節されるオートアイドルシステムを、掘削作業装置の負荷圧とポンプ8圧との差圧を所定値に維持するロードセンシングシステムに合体させる。ブームシリンダ5c用制御弁9の開度を変更調節可能な調節手段Bを設け、エンジン回転数が高くなるとブームシリンダ5cの速度が速くなり、エンジン回転数が低くなるとブームシリンダ5cの速度が遅くなるように、ガバナー20の被操作量を検出するフィードバック用のポテンヨメータ27と、調節手段Bとを連係する速度制御手段Eを備える。
請求項(抜粋):
油圧アクチュエータ(5c)と、可変容量型の油圧ポンプ(8)と、前記アクチュエータ(5c)への圧油供給経路に対する絞り弁(9s)を内装した制御弁(9)と、前記油圧ポンプ(8)の単位時間当たりの吐出量を可変設定する流量調節機構(13)とを備え、前記絞り弁(9s)に対する圧油供給下手側部分に連通する第1油路(14t)と、前記制御弁(9)の圧油供給ポート(9p)に連通する第2油路(15)との差圧を所定値に維持するように前記流量調節機構(13)を操作する負荷制御手段(A)を備え、人為操作されるアクセル操作具(24)の操作量を電気的に検出する第1検出手段(25)と、エンジン回転数調節手段(20)を駆動操作する電気アクチュエータ(22)と、前記アクセル操作具(24)の操作量に対応した分だけ前記電気アクチュエータ(22)が駆動されるようにこれら両者を連係する第1アクセル制御手段(C)とを設け、前記絞り弁(9s)の絞り量又は前記差圧を変更調節可能な調節手段(B)を設け、エンジン回転数が高められると前記油圧アクチュエータ(5c)の駆動速度が速くなり、エンジン回転数が低められると前記油圧アクチュエータ(5c)の駆動速度が遅くなるように、前記エンジン回転数調節手段(20)の被操作量を検出する第2検出手段(27)もしくは前記第1検出手段(25)と、前記調節手段(B)とを連係する速度制御手段(E)を備えてある建機の油圧回路。

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