特許
J-GLOBAL ID:200903005940946007

柔軟性不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334119
公開番号(公開出願番号):特開平5-140849
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 柔軟性に優れた不織布及びその製造方法を提供する。【構成】 まず、繊度2〜12デニールの分割型二成分系複合連続単糸を準備する。この複合連続単糸は、繊維形成性重合体Aと、該重合体Aに対し非相溶性の繊維形成性重合体Bとよりなる。この複合連続単糸を集積させて繊維集積体を得、これに高圧液体膜状流を付与する。これによって、複合連続単糸は、所定の割繊率で、重合体Aで構成された繊度0.05〜1.0デニールの割繊フィラメントAが発現し、重合体Bで構成された繊度0.05〜1.0デニールの割繊フィラメントBが発現する。この後、高圧液体柱状流を繊維集積体の所定の部位に付与する。これによって、割繊フィラメントA,B,未分割の複合連続単糸が実質的に三次元交絡した交絡部位が形成される。高圧液体柱状流が付与されずに、高圧膜状流のみが付与された部位は、実質的に三次元交絡せずに、非交絡部位となる。
請求項(抜粋):
繊維形成性重合体Aと、該重合体Aに対し非相溶性の繊維形成性重合体Bとよりなる繊度2〜12デニールの分割型二成分系複合連続単糸と、該複合連続単糸の分割により発現した該重合体Aで構成された繊度0.05〜1.0デニールの割繊フィラメントAと、該複合連続単糸の分割により発現した該重合体Bで構成された繊度0.05〜1.0デニールの割繊フィラメントBとが集積されてなる不織布であって、該不織布には、該フィラメントA,B,該複合連続単糸が相互に実質的に三次元交絡されている交絡部位と、該フィラメントA,B,該複合連続単糸が相互に実質的に三次元交絡していない非交絡部位とが存在することを特徴とする柔軟性不織布。
IPC (3件):
D04H 3/00 ,  D04H 1/54 ,  D04H 3/03

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