特許
J-GLOBAL ID:200903005942610880

ディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-298145
公開番号(公開出願番号):特開平6-125499
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ装置において、被検体に体動などがあった場合のアーチファクトを低減すると共に、検査が容易、迅速に行えるようにする。【構成】 差分演算部7の出力側に、該差分演算部7にて被検体の少なくとも1心周期にわたって計測された複数のマスク像の各々と一のライブ像との間で差分を演算した結果を基に、上記一のライブ像がいずれのマスク像と類似度が高いかを求める類似度算出部11を設け、この類似度算出部11からの算出結果により上記一のライブ像との間で差分をとるマスク像を選択し、これらの両画像間で差分をとって差分画像を表示するようにしたものである。これにより、被検体に体動などがあった場合のアーチファクトを低減して良好な差分画像を得ると共に、血管造影検査を容易、迅速に行うことができる。
請求項(抜粋):
被検体にX線を放射しその透過X線像を可視光像に変換し更にこの可視光像を撮影して電気信号に変換する撮像系と、この撮像系からのビデオ信号を増幅及びフィルタリングする前処理部と、この前処理部からのビデオ信号をディジタル化するAD変換器と、このAD変換器からの画像データを造影剤の注入前のマスク像及び注入後のライブ像としてそれぞれ記憶する記憶装置と、この記憶装置内の指定したマスク像とライブ像との間で差分を演算する差分演算部と、この差分演算部からの演算結果をアナログ信号に変換して差分画像として表示する画像表示部と、上記各構成要素を制御する制御部とを備えて成るディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ装置において、上記差分演算部にて被検体の少なくとも1心周期にわたって計測された複数のマスク像の各々と一のライブ像との間で差分を演算した結果を基に、上記一のライブ像がいずれのマスク像と類似度が高いかを求める類似度算出手段を設け、この類似度算出手段からの算出結果により上記一のライブ像との間で差分をとるべきマスク像を選択し、これらの両画像間で差分をとって差分画像を表示するようにしたことを特徴とするディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ装置。

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