特許
J-GLOBAL ID:200903005952507076

アンチロツクブレーキ用モジユレータにおけるクランクの偏位速度制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-215631
公開番号(公開出願番号):特開平5-058259
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】エキスパンダピストンに作用するクランクの復帰動作において、上限位置のストッパ部材に衝突する衝撃荷重を緩和することにより、ストッパ部材等の耐久性を向上させることのできるアンチロックブレーキ用モジュレータにおけるクランクの偏位速度制御方法および装置を提供する。【構成】ブレーキ制御システム20はエキスパンダピストン58を押圧するクランクピン44と、リターンスプリング56と、直流モータ40と、ポテンショメータ50とを備え、前記クランクピン44がリターンスプリング56の押圧力で上限位置方向に偏位して、予め設定された回動域に達したとき、直流モータ40を付勢してクランクピン44の偏位速度を減速させる。従って、エキスパンダピストン58を押圧するクランクピン44は衝撃による荷重を緩和されて上限位置に達することができる。
請求項(抜粋):
押圧手段の押圧力に抗し、所定域内で回動するクランクを介してエキスパンダピストンを変位させ、ブレーキ油圧を制御するアンチロック用モジュレータにおける前記クランクの偏位速度制御方法であって、前記クランクを偏位させる駆動手段が滅勢された際、前記押圧手段の押圧力により当該クランクが予め設定された回動域まで偏位したことを検出する第1のステップと、前記クランクが前記予め設定された回動域まで偏位したとき、前記駆動手段を付勢し、前記クランクの偏位速度を減速させる第2のステップと、からなることを特徴とするアンチロックブレーキ用モジュレータにおけるクランクの偏位速度制御方法。

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