特許
J-GLOBAL ID:200903005965838489

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-113224
公開番号(公開出願番号):特開平8-307320
出願日: 1995年05月11日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 伝送路の電力損失が小さく、電力制御を必要としない場合に、電力制御が行われてしまうことを防止する。【構成】 電力制御データ生成部11は、受信電力が目標値を中心に電力制御データP,P’の送信周期で変動するか否かを判定し、変動する場合は、2系統のデータP,P’として同じデータを出力し、変動しない場合は、位相が180度異なるデータを出力する。データ複合部14(1),14(2)は、2系統のデータを各系ごとに複合し、送信局識別コード乗積部16は、各系の複合出力に送信局識別コードを乗積し、伝送速度変換部17は、各系の乗積出力の伝送速度を変換し、拡散変調部19は、この変換出力を各系ごとに拡散変調し、ベースバンドフィルタ20は、各系の拡散変調出力から伝送に必要な周波数成分を抽出し、搬送波乗積変調部22は、各系の周波数成分と直交する搬送波を乗積して合成し、アンテナ部23は、この合成出力を空中に輻射する。
請求項(抜粋):
受信側で、受信電力に基づいて所定の周期で電力制御データを生成し、この電力制御データを送信側に送信し、この送信側で、受信した電力制御データに基づいて、送信電力を所定量ずつ増加あるいは減少させることにより、受信側の受信電力を制御する符号分割多元接続方式の無線通信システムに設けられる無線通信装置において、前記受信電力が目標値を中心に前記電力制御データの送信周期で変動するか否かを判定する変動判定手段と、この変動判定手段により変動しないと判定された場合は、同じデータからなる2系統の電力制御データを生成し、変動すると判定された場合は、位相が180度異なる2系統の電力制御データを生成する電力制御データ生成手段と、この電力制御データ生成手段により生成された2系統の電力制御データと、2系統の制御データと、2系統の情報データを、各系ごとに、ある単位で並べることにより、これら3つのデータが複合された2系統の時系列データを生成するデータ複合手段と、このデータ複合手段により生成された2系統の時系列データに送信局識別コードを乗積する送信局識別コード乗積手段と、この送信局識別コード乗積手段により送信局識別コードが乗積された2系統の時系列データの伝送速度を所定の速度に変換する速度変換手段と、この速度変換手段により伝送速度を変換された2系統の時系列データを拡散コードを用いて拡散変調する拡散変調手段と、この拡散変調手段の2系統の拡散変調出力から伝送に必要な周波数成分を抽出する周波数成分抽出手段と、この周波数成分抽出手段により抽出された2系統の周波数成分と直交する2系統の搬送波を乗積し、この乗積出力を合成することにより、無線周波数帯域の送信信号を生成する送信信号生成手段と、この送信信号生成手段により生成された送信信号を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
IPC (3件):
H04B 1/713 ,  H04B 7/216 ,  H04B 7/26 102
FI (3件):
H04J 13/00 E ,  H04B 7/26 102 ,  H04B 7/15 D

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