特許
J-GLOBAL ID:200903005975760984

タスクスケジューリング装置の複数タスク周期起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218080
公開番号(公開出願番号):特開平6-067899
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複数タスクを一度に起動できるようにしたタスクスケジューリングの周期起動方法に関し、インターバルタイマ割り込みを契機に、ある一定時間間隔で処理を開始する複数タスクの繰り返し起動作業の効率化を図ることを目的とする。【構成】 タスクスケジューリング装置を、タスクが周期的に起動されなければならない時間間隔等を規定するフレーム制御情報4と、各フレーム内の起動タスク情報であるタスク構成リスト5を格納した制御情報部1と、該制御情報部1に各フレームと起動タスクの関係を設定したり、該フレーム制御情報4に基づき複数タスクを一度に起動させる処理部2と、各フレームと起動タスクの関係等の情報入力手段及びインタバルタイマを発生させる入力部3とで構成し、フレームの開始を通知するためのインタバルタイマ割り込みを契機に、上記フレーム制御情報4とタスク構成リスト5に基づき、各フレーム毎に複数タスクを一度に起動させるように構成する。
請求項(抜粋):
タスクスケジューリング装置を、周期的に起動される各タスクの起動の時間間隔を規定するフレームの制御情報(4)と,各フレーム内のタスク起動情報であるタスク構成リスト(5)を格納した制御情報部(1)と、該制御情報部(1)に上記各フレームと起動タスクの関係を設定し、インタバルタイマ割り込みを契機に、上記フレーム制御情報(4)に基づき、複数のタスクを一度に起動させる処理部(2)と、上記各フレームと起動タスクの関係等の情報を入力する情報入出力手段(10) ,及びインタバルタイマ(11)とからなる入力部(3)とで構成し、該制御情報部(1)に、あるインタバルタイマ割り込みで、対象となるフレームの番号を管理しているフレーム番号カウンタ(4b)と,該フレーム番号カウンタ(4b)が指示するフレームで起動されるタスク群を管理しているタスク構成リスト(5)のアドレス情報(4c)と、タスク群を周期的に起動させるための管理に使用する最大フレーム番号情報(4a)からなるフレーム制御情報(4)と、当該インタバルタイマ割り込みで起動されるタスク数と、それらのタスクコントロールブロック(TCB)群のアドレスを管理している上記タスク構成リスト(5)とを設け、上記フレーム読み出しの開始を通知するためのインタバルタイマ割り込みを契機に、上記フレーム番号カウンタ(4b)、最大フレーム番号(4a)より、該当フレームのタスク構成リスト(5)のアドレスを求め、該タスク構成リスト(5)上に記された各フレーム番号当たりの当該タスク群のタスクコントロールブロック(TCB)アドレスを一度に検索することにより、各フレーム毎に複数タスクを一度に、かつ周期的に起動させることを特徴とするタスクスケジューリング装置の複数タスク周期起動方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 315 ,  G06F 9/46 340
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-049427
  • 特開平2-195439
  • 特開平2-183351

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