特許
J-GLOBAL ID:200903005977455011

構造最適化支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-299166
公開番号(公開出願番号):特開2001-117964
出願日: 1999年10月21日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】有限要素感度解析を用いて感度係数を求め、設計者が設計指針を簡単に判断できる有効な手段で表示し、構造パラメータのばらつきが及ぼす構造応答の確率特性を感度係数により定量的に評価できる構造最適化支援システムを提供する。【解決手段】本発明は、求められた感度係数を用いて、一次近似二次モーメント法などの確率・統計的方法に適用することにより、標準偏差を求め、構造物の変動量を評価する。
請求項(抜粋):
構造物の一つ以上の不確定な設計パラメータに対する応答の確率特性を求めることにより、構造設計を行う構造最適化支援システムにおいて、設計パラメータの代表値を用いて構造物の代表的な特性である確定解を求めると同時に、設計パラメータが変動する際の、構造物の変動の度合いである感度係数を求める有限要素感度解析手段と、前記確定解と感度係数をデータベースとして保存しておく格納手段と、設計規準値と前記確定解を画面に表示し、前記確定解が設計規準を満たさない位置を最適化設計の評価点として選択できる手段と、選択された、評価点に対する全ての設計パラメータの感度係数を大きさの段階表として表示し、変動させる設計パラメータが選択できる手段と、選択された設計パラメータを変動させる範囲を入力できる設計仕様入力手段と、前記評価点において、前記設計仕様入力手段で入力された設計パラメータの変動範囲に対する構造物の応答の予測値を求め、画面上に表わす手段と、設計パラメータの確率特性を入力することにより、前記格納手段から確定解と感度係数を参照し、構造物の応答の統計量を求める手段と、前記構造物の確定解と±3σ限界線(σ:標準偏差)図および、応答の標準偏差の分布を等高線図として画面上に表わす手段と、前記構造物の応答の統計量を用いて信頼性の評価を表わす信頼性指標を求める手段と、前記信頼性指標を含む目的関数を停留させることによる構造最適手段、とを備えたことを特徴とする構造最適化支援システム。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  E04B 1/00
FI (3件):
E04B 1/00 ,  G06F 15/60 612 L ,  G06F 15/60 612 H
Fターム (7件):
5B046AA03 ,  5B046BA04 ,  5B046BA09 ,  5B046FA11 ,  5B046GA01 ,  5B046JA08 ,  5B046KA03

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