特許
J-GLOBAL ID:200903005993549069

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-203191
公開番号(公開出願番号):特開2004-042789
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】回転力を伝達する際に生じる衝撃に充分に耐え得る強度を確保でき、しかも、軽量化が可能なクラッチ機構を有するウエビング巻取装置を得る。【解決手段】本ウエビング巻取装置のクラッチ350は、連結ローラ354を案内するためのロックピース356を、ベースプレート92とは別体で構成したうえでベースプレート92に一体的に固定している。このため、回転力伝達の際に連結ローラ354から受ける衝撃に耐え得る機械的強度は、ロックピース356だけが有していればよく、ベースプレート92等の他の部材の強度を低く設定でき、その結果、クラッチ350、ひいては、ウエビング巻取装置の軽量化を図ることができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
装着状態で乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトの基端部が係止され、巻取方向への回転により前記ウエビングベルトをに基端側から巻取状態で収納すると共に、前記ウエビングベルトを先端側へ引っ張ることで前記巻取方向とは反対の引出方向へ回転しつつ前記ウエビングベルトの引き出す巻取軸と、 前記巻取軸に対して同軸的に配置され、前記巻取軸の軸心周りに前記巻取軸に対して相対回転可能で駆動手段からの駆動力を受けて回転する原動側回転体と、前記原動側回転体の内側に設けられ、前記巻取軸へ同軸的且つ一体的に連結された従動軸と、 軸方向が前記従動軸の軸方向と略同方向の円柱形状若しくは円筒形状に形成されて、前記従動軸の外周部の側方で前記従動軸の外周部に対して接離移動可能に設けられた連結ローラと、 少なくとも前記原動側回転体よりも機械的強度が高い材質により前記原動側回転体とは別体で形成され、前記連結ローラを介して前記従動軸の外周部とは反対側で前記原動側回転体に一体的に連結されると共に、前記連結ローラ側の面における前記巻取方向側の端部と前記従動軸との間隔が前記連結ローラの外径寸法よりも大きく、前記連結ローラ側の面における前記引出方向側の端部と前記従動軸との間隔が前記連結ローラの外径寸法未満に設定され、前記巻取方向側の端部から前記引出方向側の端部へ向けて前記従動軸の外周部までの間隔が減少する斜面若しくは曲面とされたガイド部材と、 を備えるウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R22/48 ,  B60R22/44
FI (2件):
B60R22/48 B ,  B60R22/44 Z
Fターム (2件):
3D018PA01 ,  3D018PA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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