特許
J-GLOBAL ID:200903006000668048

プラント運転計画作成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314125
公開番号(公開出願番号):特開平9-152903
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】プラント機器の熱応力等の運転制限条件を満足しつつ、最短時間で起動等の運転を可能とする運転計画の自動作成を、使用する計算機の現実的な能力限界の下で、実現する。【解決手段】内側のループは、まず仮定した計画で運転したときのプラントの特性を短時間で予測可能な高速版動特性シミュレータと、この予測値を運転制限条件の制限値と比較評価し、より良好な運転特性を得る方向に上記計画をファジィ推論等により修正する手段から成る。外側のループは、内側のループで得られた最適計画を入力する高精度の動特性シミュレータと、内側と外側ループにより得られた特性の差異が減少する方向に内側ループの運転制限条件と動特性モデルの修正を指示する手段等から成る。繰返しを伴う起動試験時には、外側の動特性シミュレータの代りに、実プラントを用いてもよい。
請求項(抜粋):
プラントの運転計画を立案し、提示する装置において、操作設定に対するプラント状態の予測精度が高い動特性シミュレータと、実機の運転制限条件を詳しく評価する機能とを備えた第1の予測手段と、操作設定に対するプラント状態の予測スピードがより速い動特性シミュレータと、運転制限条件をより高速で評価する機能とを備えた第2の予測手段と、該第2の予測手段を用いて、起動時、停止時、負荷変化時、事故時の少なくとも1つの事象に関し、プラントの運転の最適操作設定内容を自動的に探索する最適探索手段と、該最適探索手段により得られた最適操作設定内容を前記第1の予測手段に入力して得られた結果と前記最適操作設定内容での前記第2の予測手段の結果との差異を評価し、前記第2の予測手段に対して、運転制限条件の修正、および/または、動特性シミュレータのモデルと入力定数の修正、および/または、操作設定内容の変更を指示し、再度、前記最適探索手段に最適化を実施させるという一連の手順を、前記第1の予測手段の結果が実機の運転制限条件を満足するまで繰り返す機能を持つ最適運転適用調整手段と、を備えるプラント運転計画作成装置。
IPC (4件):
G05B 13/02 ,  G05B 13/04 ,  G06F 19/00 ,  G06F 17/50
FI (5件):
G05B 13/02 J ,  G05B 13/02 N ,  G05B 13/04 ,  G06F 15/46 ,  G06F 15/60 636 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-302318

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