特許
J-GLOBAL ID:200903006000795163
シート材料処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071462
公開番号(公開出願番号):特開平5-273765
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 処理液の消費量を増加させることなく、受け皿での循環効率を向上して、洗浄等の処理を安定して行うシート材料処理装置を得る。【構成】 受け皿62には、搬送ローラ52の上流側に案内ブレード97が配設され、下端部97Aは、受け皿62内の水洗水に浸漬され、かつ受け皿62の底部とは離反されている。上端部97Bは、搬送ローラ52の周面と極めて小さい押圧力で接触され、汲み上げられる水洗水の移動(矢印A方向の移動)を妨げない。PS版12の裏面の洗浄が終了し、搬送ローラ52の周面に沿って落下する水洗水を案内ブレード97で抑止し、案内ブレード97の外側の面に案内して受け皿62へ戻す(矢印B方向の移動)。このため、処理直後の水洗水は搬送ローラ52から離反された位置で受け皿62に戻されることになり、搬送ローラ52によって汲み上げられる水洗水を比較的新鮮な水洗水とすることができる。なお、受け皿62とPS版12の裏面との間に吸水部材を設けてもよい。
請求項(抜粋):
シート材料を搬送しながら処理液を供給し、このシート材料を一対のローラで挟持搬送することにより、過剰な処理液を絞り取って処理するシート材料処理装置であって、前記一対のローラの上流側上方に設けられ処理液を滴下するスプレーパイプと、前記スプレーパイプの上流側に設けられ先端部がシート材料の上面と摺接するブレードと、前記一対のローラのうち前記シート材料の搬送路の下側に設けられたローラの一部が浸漬する処理液を貯留すると共にこのシート材料の幅方向端部から落下した処理液を受け止める受け皿と、一端が前記ローラよりも上流側で前記受け皿内の処理液に浸漬され他端が前記下側のローラの周面に接触するように配設された案内ブレードと、を有するシート材料処理装置。
前のページに戻る