特許
J-GLOBAL ID:200903006004333210
多段形弾塑性ダンパ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-280033
公開番号(公開出願番号):特開平6-129465
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 弾塑性ダンパに広範囲の荷重に対してエネルギ吸収能力を発揮させる。【構成】 対向する方向,もしくはそれに直交する方向に相対変位を生ずる各構造部材7,7に固定される取付プレート2,2と、両取付プレート2,2間に跨設され、曲げモーメント,もしくは引張力により降伏し、降伏耐力の異なる複数個の塑性ダンパ3,3と、降伏耐力の大きい塑性ダンパ3と少なくとも一方の取付プレート2との接続部分に設置され、圧縮力で弾性変形する弾性体4とから構成され、弾性体4がその弾性域の荷重に対して弾性変形することにより高強度の塑性ダンパ3に変形を生じさせずに低強度の塑性ダンパ3のみを塑性化させ、弾性域を越える荷重に対してのみ高強度の塑性ダンパ3を塑性化させることにより各降伏耐力の異なる塑性ダンパ3,3を段階的に降伏させ、広範囲の荷重に対してエネルギ吸収能力を発揮するものである。
請求項(抜粋):
互いに切り離され、対向する方向に相対変位を生ずる各構造部材に固定される取付プレートと、両取付プレート間に跨設され、構造部材間の相対変位時に軸方向力を受けて曲げモーメントを負担する、降伏耐力の異なる複数個の塑性ダンパと、降伏耐力の大きい塑性ダンパと取付プレートとの接続部分に設置され、圧縮力で弾性変形する弾性体とから構成され、塑性ダンパは各取付プレートに接続する両端の接続部と、両接続部間の、曲げ降伏する降伏部からなり、両接続部は取付プレートの対向する方向に平行で、且つ互いに軸線が異なり、降伏部は接続部に交差する方向を向いており、弾性体は降伏耐力が最も小さい塑性ダンパ以外の塑性ダンパが接続する少なくとも一方の取付プレートの両面に設置されていることを特徴とする多段形弾塑性ダンパ。
IPC (4件):
F16F 7/12
, E04H 9/02 311
, E04H 9/02 331
, E04H 9/02 351
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