特許
J-GLOBAL ID:200903006005770436

高分子蛍光体とその製造方法および有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014118
公開番号(公開出願番号):特開平9-045478
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】溶媒に可溶であり、蛍光の量子収率が高く、安定性も優れた高分子蛍光体とその製造方法、および該高分子蛍光体を用いて塗布法により容易に作成できる高発光効率、長寿命の有機EL素子を提供する。【解決手段】〔I〕固体状態で蛍光を有し、下記式(1)で示される繰り返し単位を1種類以上含み、かつそれらの繰り返し単位の合計が全繰り返し単位の50モル%以上であり、ポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 である高分子蛍光体において、該高分子蛍光体の末端構造が下記式(2)で示されるものである、具体的には、例えば下記式(3)で示される高分子蛍光体。 -Ar1 -CR1 =CR2 - (1)-CR3 =CR4 -Ar2 (2)および、これらの高分子蛍光体を含む有機エレクトロルミネッセンス素子。
請求項(抜粋):
固体状態で蛍光を有し、下記式(1)で示される繰り返し単位を1種類以上含み、かつそれらの繰り返し単位の合計が全繰り返し単位の50モル%以上であり、ポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 である高分子蛍光体において、該高分子蛍光体の末端構造が下記式(2)で示されるものであることを特徴とする高分子蛍光体。【化1】 -Ar1 -CR1 =CR2 - (1)〔ここで、Ar1 は、共役結合に関与する炭素原子数が4個以上20個以下からなるアリーレン基または複素環化合物基、R1 、R2 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数4〜20の複素環化合物基およびシアノ基からなる群から選ばれる基を示す。〕【化2】 -CR3 =CR4 -Ar2 (2)〔ここで、Ar2 は、共役結合に関与する炭素原子数が4個以上50個以下からなるアリール基または複素環化合物基、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数4〜20の複素環化合物基およびシアノ基からなる群から選ばれる基を示す。〕
IPC (2件):
H05B 33/14 ,  C08G 61/00 NLF
FI (2件):
H05B 33/14 ,  C08G 61/00 NLF

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