特許
J-GLOBAL ID:200903006016446460

ヘテロポリ酸を基とする触媒及び脂肪族カルボン酸の製造のためのその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144227
公開番号(公開出願番号):特開平8-052359
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 酸素源を用いて対応するアルカンを制御された態様で酸化することによって脂肪族カルボン酸を製造するのに有用な新規の触媒を提供すること。【構成】 式[Aa Bb ]f [Cc Dd Ee Ox ]f-{式中、Aは水素、アルカリ金属及びアンモニウムイオンのような一価陽イオンを表わし、BはVO2+、VO3+、アルカリ土類金属イオン又は元素周期律表第VII A、VIII、IB、IVB若しくはVB族の金属のイオンを表わし、CはMo及び(又は)Wを表わし、DはP、As、Sb、Si、Ge及び(又は)Bを表わし、Eは随意に第VA、VII A及びVIII族からの少なくとも1種の金属と組み合わされたバナジウム又はクロムから選択される元素を表わし、fはa+αbであり、ここで、αはイオンBの電荷に応じて2、3又は4であり、cは5〜20-eの範囲の数、dは1〜5の範囲の数、eは1〜9の範囲の数である}のヘテロポリ酸から得られた活性相を有する触媒。
請求項(抜粋):
酸素源を用いて対応するアルカンを制御された態様で酸化することによって脂肪族カルボン酸を製造する方法であって、次式(I):[Aa Bb ]f [Cc Dd Ee Ox ]f-{式中、Aは水素、アルカリ金属及びアンモニウムイオンから選択される少なくとも1種の一価陽イオンを表わし、BはVO2+、VO3+、アルカリ土類金属イオン又は元素周期律表第VII A族、第VIII族、第IB族、第IVB族若しくは第VB族の金属のイオンを表わし、CはMo及び(又は)Wを表わし、Dは燐、砒素、アンチモン、珪素、ゲルマニウム及び(又は)硼素を表わし、Eは随意に第VA族、第VII A族及び第VIII族からの少なくとも1種の金属と組み合わされたバナジウム又はクロムから選択される元素を表わし、f=a+αbであり、ここで、αはイオンBの電荷に応じて2、3又は4であり、cは5〜20-eの範囲で変化し、dは1〜5の範囲で変化し、eは1〜9の範囲で変化する}のヘテロポリ酸から得られた活性相を有する触媒の存在下で反応を実施することを特徴とする、前記方法。
IPC (2件):
B01J 27/18 ,  C07C 51/225
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-036546

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