特許
J-GLOBAL ID:200903006016581554

車両用自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258838
公開番号(公開出願番号):特開平9-105460
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】トルクコンバータのロックアップを伴った減速運転状態からの加速時に、トルク急変によるショックが発生することを防止する。【解決手段】トルクコンバータのロックアップを行う領域内において、アイドルスイッチのOFF状態では、安定した完全締結状態を確保できるデューティ比=95%でロックアップソレノイドを制御し(S8)、アイドルスイッチのON状態では、前記デューティ比をOFF時よりも小さな値DH(DH<95)として締結力を弱くする(S4)。更に、アイドルスイッチがONからOFFに切り換わったときには、所定時間だけ前記デューティ比をON時における値に保持し(S5〜S7)、減速運転状態からの加速時にトルクコンバータによってエンジン出力トルクの急変を緩衝できるようにする。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸と歯車式変速機の入力軸との間に介装されたトルクコンバータの入力軸と出力軸とを機械的に直結するロックアップクラッチを備え、減速運転領域を少なくとも含む所定運転領域のときに前記ロックアップクラッチを所定締結力で締結させるよう構成された車両用自動変速機の制御装置であって、減速運転状態を検出する減速検出手段と、前記ロックアップクラッチの締結力制御値を、前記減速検出手段で検出される減速運転状態の締結力が非減速運転状態の締結力に比べて小さくなるように切り換え設定する制御値切り換え設定手段と、減速運転状態から非減速運転状態への移行時に、前記制御値切り換え設定手段による締結力制御値の切り換えを強制的に所定時間だけ遅延させる制御値切り換え遅延手段と、前記所定の運転領域のときに前記設定された締結力制御値に基づいて前記ロックアップクラッチの締結を制御するクラッチ締結制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:22

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