特許
J-GLOBAL ID:200903006026024831

超音波診断装置用送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-056716
公開番号(公開出願番号):特開2001-245881
出願日: 2000年03月02日
公開日(公表日): 2001年09月11日
要約:
【要約】【課題】 超音波診断装置の振動子へ正負対称な駆動パルスを供給する送信回路の構成が複雑である。【解決手段】 1つの電圧制御部80の出力電圧“+HV”と接地電位(0V)との間に、それらのいずれかを選択して出力するスイッチ部を2つ設ける。第1のスイッチ部84は、その出力を出力端82に直接接続され、トリガパルスに応じてFETスイッチQ1,Q2を制御されて、“+HV”の正電圧パルスを生成する。一方、第2のスイッチ部86は、その出力がコンデンサC2を介して出力端82に接続される。第2のスイッチ部86は他のトリガパルスに応じてFETスイッチQ3,Q4を制御されて、第2のスイッチ部86の出力に“+HV”から0Vに変化するパルスを生じさせる。この電圧変化は、コンデンサC2により容量結合された出力端82に0Vから“-HV”に変化する負電圧パルスを発生させる。
請求項(抜粋):
出力端に接続された超音波振動子に駆動パルスを供給する送信回路であって、所定極性の駆動電源と、前記出力端と前記駆動電源とが接続される第1オン状態と、前記出力端と基準電位とが接続される第1オフ状態とを切り換える第1スイッチ部と、コンデンサを介して前記出力端に接続され、前記コンデンサと前記駆動電源とが接続される第2オン状態と前記コンデンサと前記基準電位とが接続される第2オフ状態とを切り換える第2スイッチ部と、前記第1スイッチ部及び前記第2スイッチ部を制御して、前記第1スイッチ部を前記第1オフ状態から前記第1オン状態に切り換え、再び前記第1オフ状態に切り換える第1スイッチ切り換え動作と、前記第2スイッチ部を前記第2オン状態から前記第2オフ状態に切り換え、再び前記第2オン状態に切り換える第2スイッチ切り換え動作とを交互に行うスイッチ制御部と、を有することを特徴とする超音波診断装置用送信回路。
Fターム (3件):
4C301EE04 ,  4C301EE15 ,  4C301HH02

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