特許
J-GLOBAL ID:200903006029310770

異方性の小さい冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-191409
公開番号(公開出願番号):特開2002-003951
出願日: 2000年06月26日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】この発明は、r値の異方性(Δr)が小さい冷延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、0.01%≦C≦0.05%、Si≦0.1%、Mn≦0.5%、S≦0.03%、P≦0.025%、Al≦0.1%、N≦0.004%、B≦0.0035%を含み、更に、-0.0010≦N-14/11B≦0.0015を満たし、残部が実質的にFe及び不可避不純物よりなる鋼を(1)仕上圧延温度をAr3以上、930°C以下とする熱間圧延。(2)熱間圧延後、t≦5.77-0.006×FT+250×Bを満足するt秒以内に200°C/S以上で冷却を開始し、800〜700°Cまで冷却。但し、FT:仕上圧延温度(°C)(3)冷却後、1S以上放冷した後、40°C/s以下で緩冷却した後に巻取る。(4)酸洗後、冷圧率(90-|N-14/11B|×10000)%以下の冷間圧延。(5)800°C以下で焼鈍することを含む工程により製造する。
請求項(抜粋):
下記の工程を備えたことを特徴とする、質量%で、0.01%≦C≦0.05%、Si≦0.1%、Mn≦0.5%、S≦0.03%、P≦0.025%、Al≦0.1%、N≦0.004%、B≦0.0035%を含み、更に、-0.0010≦N-14/11B≦0.0015を満たし、残部が実質的にFe及び不可避不純物よりなる冷延鋼板の製造方法。(1)仕上圧延温度をAr3以上、930°C以下とする熱間圧延を行う工程。(2)熱間圧延後、t秒以内に200°C/S以上で冷却を開始し、800〜700°Cまで冷却する工程。但し、t≦5.77-0.006×FT+250×BFT:仕上圧延温度(°C)(3)冷却後、1S以上,40°C/S以下で緩冷却した後に、巻取る工程。(4)酸洗後、冷圧率(90-|N-14/11B|×10000)%以下の冷間圧延を行う工程。(5)800°C以下で焼鈍を行う工程。
IPC (3件):
C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (3件):
C21D 9/48 E ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/06
Fターム (17件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA15 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037FC07 ,  4K037FD01 ,  4K037FD02 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FD08 ,  4K037FG03 ,  4K037FJ04 ,  4K037FJ05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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