特許
J-GLOBAL ID:200903006036085588

消臭器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320412
公開番号(公開出願番号):特開平10-155881
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 従来使用されている悪臭成分を吸着させる脱臭剤は、消臭効果が目視できず、また製品の交換時期が分からない。また、消臭成分を揮発させて悪臭成分を無臭化するものは、消臭成分が空気中に分散して濃度が薄くなるため悪臭成分と接触しにくく、無臭化に限界がある。【解決手段】 潮解性粒子8を収納した収納容器3は液透過部6aを介して液溜め部となる下層2Bに通じている。容器2の開口部2aは硫黄系の悪臭成分を消臭する消臭剤が含浸された消臭シート5で覆われている。外気は消臭シート5を通って、収納容器3内の潮解性粒子8と接触する。潮解性粒子8は空気中の水分を吸湿して溶解し、この溶解液に窒素系の悪臭成分が溶け、消臭シート5により硫黄系の悪臭成分が無臭化される。潮解性粒子8が徐々に減るのを目視できるようにすることにより、交換時期を判断しやすい。
請求項(抜粋):
通気可能な連通孔が形成された容器の内部に、前記連通孔を通過した外気と接触する潮解性物質を収納した収納部と、容器内に入った外気が前記潮解性物質に接触して生じた溶解液を溜める液溜め部とが設けられ、前記収納部と液溜め部との間に、前記溶解液を収納部から液溜め部に滴下させる液透過部が形成され、前記連通孔と前記潮解性物質との間に形成される通気経路に、外気中の悪臭成分を消臭する消臭性物質が配置されていることを特徴とする消臭器具。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 芳香器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-295758   出願人:高砂香料工業株式会社
  • 特開昭62-179465
  • 特開昭62-179465

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