特許
J-GLOBAL ID:200903006047115101

加工性に優れた自動車足廻り部品用高強度熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-081811
公開番号(公開出願番号):特開平7-286243
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 強度が780N/mm2 以上であり、しかも製造が熱延工程のみで複雑な後工程を伴わず安易である上、加工性も安定して優れて薄肉化の進む自動車の足廻り部品用の鋼板に適し、自動車の軽量化、燃費低減に寄与する。【構成】 重量%で、C:0.07〜0.12%、Si≦0.60%、Mn:2.0〜2.5%、P:0.020〜0.080%、S≦0.010%、Al:0.004〜0.050%、Nb:0.025〜0.060%、Ti:0.10〜0.15%を含みかつ、(1)式を満たし、残部がFeと不可避的不純物とよりなっていて、圧延ままで平均結晶粒径5μm以下の細粒フェライト組織と円相当径1.3μm以下のセメンタイトを含む平均結晶粒径5μm以下の細粒フェライト組織の2種類の組織のうち、どちらか一方または両方からなる組織を有する。700≧-396×C+26.8×Si-68.1×Mn+858...(1)
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.07〜0.12%以下、Si:0.60%以下、Mn:2.0〜2.5%以下、P :0.020〜0.080%以下、S :0.010%以下、Al:0.004〜0.050%以下、Nb:0.025〜0.060%以下、Ti:0.10超〜0.15%以下を含み、かつ、(1)式を満たし、残部がFeと不可避的不純物とよりなっていて、圧延ままで、平均結晶粒径5μm以下の細粒フェライト組織と円相当径1.3μm以下のセメンタイトを含む平均結晶粒径5μm以下の細粒フェライト組織の2種類の組織のうち、どちらか一方または両方からなる組織を有し、引張強さが780N/mm2 以上で、引張強さTS(N/mm2 )と一様伸びU.El(%)の積が10000N/mm2 %以上、引張強さTS(N/mm2 )と全伸びT.El(%)の積が17000N/mm2 %以上であることを特徴とする成形性に優れた高強度熱延鋼板。700≧-396×C+26.8×Si-68.1×Mn+858...(1)
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

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