特許
J-GLOBAL ID:200903006052306764
オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034092
公開番号(公開出願番号):特開平9-020804
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】改良された立体特異性により高度の結晶性化度を有する、機械的特性の改良された、プロピレン-α-オレフィン系重合体製造のための重合用固体触媒の製法の提供。【解決手段】(1)活性形態のハロゲン化マグネシウム、(2)チタン化合物、および(3)式(1)の1,3-ジエーテルから選択した電子供与体化合物を含んで成るオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法であって、(1)〜(3)の化合物を反応させ、少なくとも2回の電子供与体(3)の添加をa)(2)との、またはハロゲン化化合物との反応の前またはその反応の最中における添加、および次いでb)(2)との次の反応の前またはその反応の最中における添加の順に行なう。(式中、A、B、CおよびDは炭素原子であるか、またはN、O、SiおよびSからなる群から選択された異原子であり、v、xおよびyは0または1であり、uおよびzは0、1または2であるが、1,1-ビス(メトキシメチル)-シクロペンタジエンが例示出来る)
請求項(抜粋):
(1)活性形態のハロゲン化マグネシウム、およびその上に担持された(2)少なくとも1個のTi-ハロゲン結合を有するチタン化合物、および(3)一般式(式中、R1 、R2 およびR3 は、同一であるか、または異なるものであって、直鎖または分枝鎖のC1 〜C18アルキル、C3 〜C18環状脂肪族、C6 〜C18アリール、C7 〜C18アルキルアリール、またはC7 〜C18アラルキル基であり、R2 およびR3 は水素原子でもよい)を有する1,3-ジエーテル(3.1)からなる群から、または2位置にある炭素原子が、5、6、または7個の炭素原子、または5-nまたは6-n ́個の炭素原子およびそれぞれn個の窒素原子およびn ́個の、N、O、SおよびSiからなる群から選択された異原子、からなる環構造または多環構造に属し、nが1または2であり、n ́が1、2、または3であり、前記構造が2または3個の不飽和を含み(シクロポリエン構造)、所望により他の環状構造と縮合しているか、または直鎖または分枝鎖のC1 〜C20アルキル、C3 〜C20シクロアルキル、C6 〜C20アリール、C7 〜C20アラルキル、C7 〜C20アルキルアリール基およびハロゲンからなる群から選択された1個以上の置換基で置換されているか、または他の環状構造と縮合し、その縮合した環構造に結合していてもよい1個以上の上記の置換基で置換されており、1個以上の上記のアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキルまたはアルキルアリール基および縮合した環構造が所望により、炭素または水素原子、またはその両方、に対する置換基として1個以上の異原子を含む1,3-ジエーテル(3.2)から選択された電子供与体化合物、を含んで成るオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法であって、ハロゲン化マグネシウム(1)またはその前駆物質の1種を、チタン化合物(2)および電子供与体化合物(3)と反応させることにより行ない、所望によりチタン化合物(2)との反応の前にハロゲン化化合物との反応を行ない、少なくとも2回の電子供与体(3)の添加をa)チタン化合物(2)との、またはハロゲン化化合物との反応の前またはその反応の最中における添加、および次いでb)チタン化合物(2)との次の反応の前またはその反応の最中における添加の順に行なうことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 4/654 MFG
, C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/654 MFG
, C08F 10/00
引用特許:
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