特許
J-GLOBAL ID:200903006064328780

地盤改良工法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 斎藤 侑 ,  伊藤 文彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-277633
公開番号(公開出願番号):特開2005-120819
出願日: 2004年09月24日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 固化材スラリーを高圧噴射し原土と混合処理する工法において、変位を低減させるために、固化材スラリー相当分の排出土をより確実に排土する。【解決手段】 土壌押上円板の半径が、先端に掘削刃を有する注入ロッド(2)の軸身に設けられた攪拌翼(5)の半径と同一寸法又は前記攪拌翼半径より10cm以下望ましくは5cm小さく、且つ投影平面形状が円周1周分に加えて中心角が10度程度の扇型状に重複させるか又は略円周1周分で、螺旋形土壌押上円板の傾きが10〜20度に形成した土壌押上円板(6)を備えた攪拌装置であり、軟弱地盤(11)を削孔する際に削孔を複数回のステップ方式の削孔方式で又削孔水を低圧で噴射しながら行うことにより、撹拌翼(5)により形成される攪乱部直径内部と該土壌押上円板(6)の直径内に含まれる軟弱地盤と直径外の領域が、円筒状の泥水膜(12)によって縁切りされ、その際該土壌押上円板(6)の直径内に含まれる軟弱土が上方に押し上げられるときの土のせん断抵抗が少なく確実な排土が可能になる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
単管式注入ロッド先端の掘削刃によって地盤を予定深度まで削孔し、該注入ロッドを通じて地盤中に、高圧噴射される固化材スラリーのエネルギーで撹拌翼の外側を切削・混合しつつ、注入ロッドの固化材スラリー噴射部の上部に近接して設けた土壌押上円板により固化材スラリー噴射口の近傍の攪乱土を上方に押し上げて、土壌押上円板の下方に空隙を形成し、固化材スラリーと混合された混合土を該空隙に吸収し、改良予定地盤中に円柱状の改良体を造成する工法において; 注入ロッド先端の掘削刃の上部に設けた攪拌翼の上方に隣接して、前記攪拌翼の半径より略5cm程度小さい半径から成り、かつ、螺旋状の円板の傾きが10〜20度で、投射形状が略円周1周分の土壌押上円板を備えた攪拌装置で、削孔・排土及び混合攪拌により円柱状の改良体を造成することを特徴とする地盤改良工法。
IPC (1件):
E02D3/12
FI (1件):
E02D3/12 102
Fターム (8件):
2D040AB03 ,  2D040AB05 ,  2D040BA01 ,  2D040BA06 ,  2D040BA08 ,  2D040BC01 ,  2D040BD05 ,  2D040DB07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭60-59222号公報
  • 特許第2739602号公報
審査官引用 (3件)

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