特許
J-GLOBAL ID:200903006064749327

PLL周波数シンセサイザのチャージポンプ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128953
公開番号(公開出願番号):特開平6-338787
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 PLLの動作特性を良好に維持し、かつロックアップタイムを短縮することができるPLLシンセサイザのチャージポンプ回路を得る。【構成】 チャージポンプ回路16を、同一接合型のバイポーラトランジスタ対を用いた差動回路と、同一接合型のバイポーラトランジスタ対からなるカレントミラー回路を用いたプッシュプル回路とにより構成する。位相比較器15の2つの出力は、チャージポンプ回路16の差動回路の差動入力端に入力されて差動動作が行われ、この差動出力に応じてプッシュプル回路がプッシュプル動作を行うことにより、チャージポンプ回路16からの3値出力が行われる。差動回路を構成するバイポーラトランジスタのオフリーク電流は良好な対称性を示し、また、プッシュプル回路のカレントミラー回路もすべての同一特性のバイポーラトランジスタで構成されるため、次段回路へのオフリーク電流の影響が極めて少ない。
請求項(抜粋):
基準信号を発生する水晶発振器と、この水晶発振器の出力を分周してPLLの基準周波数信号を生成する基準分周器と、印加される電圧によって発振周波数が制御される電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力信号を分周する比較分周器と、この比較分周器の分周出力と前記基準分周器の分周出力の位相とを比較し、その位相差に応じた幅のパルスを出力する位相比較器と、この位相比較器の出力に応じて3値の信号を出力するチャージポンプ回路と、このチャージポンプ回路の出力に基づき、前記電圧制御発振器を制御するための電圧を発生するローパスフィルタと、を有するPLL周波数シンセサイザにおいて、前記チャージポンプ回路は、同一接合型のバイポーラトランジスタ対を含み、前記位相比較器の2つの出力を入力として差動動作する差動回路と、同一接合型のバイポーラトランジスタ対からなるカレントミラー回路を含み、前記差動回路の差動出力に応じてプッシュプル動作を行うプッシュプル回路と、を具備することを特徴とするPLL周波数シンセサイザのチャージポンプ回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/18
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/18 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-150061
  • 特開平1-136419

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