特許
J-GLOBAL ID:200903006080110972

判定帰還型の等化方法と送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-328269
公開番号(公開出願番号):特開2002-135180
出願日: 2000年10月27日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】 16QAM変調したディジタル信号をアナログ無線機を介して送信したときの無線機で発生する固定的歪み及び伝送経路で発生する変動歪みをともに補償可能な判定帰還型等化方法を実現する。【解決手段】 トレーニング信号受信時には、トレーニング信号をFBフィルタ102入力とし、受信信号は第1FFフィルタ111で処理してこれらフィルタの出力差を等化誤差判定器104で判定する。このときの誤差信号を入力としてタップ係数制御器115は第1FFフィルタ111のタップ係数を制御する。データ信号受信時には、FBフィルタ102入力は等化誤差判定器104出力とし、これと入力データ信号を第1及び第2FFフィルタで処理した出力との差を等化誤差判定器104で判定する。このときの誤差信号を入力としてタップ係数制御器115は第2FFフィルタ101及びFBフィルタ102のタップ係数を制御する。
請求項(抜粋):
その各フレームがディジタルのデータ信号と固定パターンを持つトレーニング信号とから成るディジタル送信信号を無線伝送系を介して受信した受信信号を等化するための判定帰還型の等化方法であって、そのタップ係数を可変制御可能なトランスバーサル型の第1、第2、及び第3フィルタと、等化信号とその信号を判定してディジタル化したディジタル信号との差である誤差信号を入力として前記第1、第2、及び第3フィルタのタップ係数を制御するタップ制御器とを設け、受信信号がトレーニング信号である期間には、受信信号を入力としたときの前記第1フィルタの出力と前記トレーニング信号の固定パターンを入力としたときの前記第3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、そのときの前記誤差信号が最小となるように前記タップ制御器は前記第1フィルタのタップ係数を制御するとともに、前記受信信号がデータ信号である期間には、受信信号を前記第1フィルタへ入力し、その出力を前記第2フィルタへの入力としたときの出力と、等化信号を判定した後のディジタル信号を入力としたときの前記第3フィルタの出力との差を前記等化信号とし、そのときの前記誤差信号が最小となるように前記タップ係数制御器は前記第2及び第3フィルタのタップ係数を制御するようにしたことを特徴とする判定帰還型の等化方法。
Fターム (5件):
5K046AA05 ,  5K046EE06 ,  5K046EF02 ,  5K046EF18 ,  5K046EF21

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