特許
J-GLOBAL ID:200903006099634999

アルミニウム及びアルミニウム合金板の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341935
公開番号(公開出願番号):特開平10-183158
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 圧延油中の微生物の発生及び熱による圧延油の劣化を防止し、板への油付着量の不足による焼き付きも無く、板表面の残油も無い安定した圧延を可能とするアルミニウム又はアルミニウム合金板の圧延方法を提供する。【解決手段】 (a)鉱物油、(b)脂肪酸若しくはそのモノエステル又は油脂:3乃至30重量%、(c)C4乃至C18であるアルキル若しくはアルケニル(亜)リン酸エステル:0.5乃至10重量%、(d)(R1は水素原子又はメチル基を、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至3のアルキル基を、mは0又は1の整数を、nは1乃至3の整数)の単量体と(メタ)アクリルアミド及び/又は(メタ)アクリル酸塩との共重合物で平均分子量が1万乃至100万のものの有機酸塩:0.1乃至10重量%を含有する水分散型熱間圧延油組成物を使用してアルミニウム又はアルミニウム合金組成物を熱間圧延する際に、水分散型熱間圧延油組成物の温度を40乃至70°Cの範囲に制御する。
請求項(抜粋):
(a)粘度80cSt(40°C)以下の鉱物油に、(b)炭素数10乃至22の脂肪酸、油脂及び炭素数10乃至22の脂肪酸と炭素数1乃至22のアルコール類とのモノエステルからなる群から選択された1種又は2種以上の化合物:3乃至30重量%、(c)アルキル基又はアルケニル基の炭素数が4乃至18であるアルキル若しくはアルケニルリン酸エステル又はアルキル若しくはアルケニル亜リン酸エステル:0.5乃至10重量%、(d)下記一般式(式中、R1は水素原子又はメチル基を、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至3のアルキル基を、mは0又は1の整数を、nは1乃至3の整数を示す)で表される単量体の1種以上と(メタ)アクリルアミド及び/又は(メタ)アクリル酸塩との共重合物であって、平均分子量が10,000乃至1,000,000の範囲にある高分子化合物の一般式R4COOH(式中、R4は炭素数1乃至5のアルキル基、ヒドロキシアルキル基。カルボキシアルキル基又はカルボキシル基を示す)で表される有機酸塩:0.1乃至10重量%を含有する水分散型熱間圧延油組成物を使用してアルミニウム又はアルミニウム合金組成物を熱間圧延する方法において、前記水分散型熱間圧延油の温度を40乃至70°Cの範囲に制御することを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金板の圧延方法。
IPC (10件):
C10M169/04 ,  B21B 3/00 ,  C10M173/00 ,  C10M101:02 ,  C10M129:70 ,  C10M137:04 ,  C10M149:06 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:08 ,  C10N 40:24
FI (3件):
C10M169/04 ,  B21B 3/00 J ,  C10M173/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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