特許
J-GLOBAL ID:200903006100015386

基準電圧発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022378
公開番号(公開出願番号):特開平7-230333
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 精度良い基準電圧を得ることができる基準電圧発生回路を提供する。【構成】 基準電圧発生回路において第1または第2のトランジスタ(Q1,Q2)の何れかのコレクタ電流を検出すると共に、この検出したコレクタ電流に基づき、第2の分圧抵抗回路(R3,R4)からのベース電流を補償してキヤンセル補償電流を第1及び第2のトランジスタ(Q1,Q2)のベースに与える補償電流発生部を設けたことを特徴としている。このことにより、トランジスタの直流電流増幅率の温度依存に影響されない、精度良い基準電圧を得る。
請求項(抜粋):
互いのベースが接続され、ベース・エミッタ間が異なる電流密度でバイアスされる第1及び第2のトランジスタ(Q1、Q2)と、直列接続された第1の抵抗(R1)と第2の抵抗(R2)とからなり、一端が第1のトランジスタ(Q2)のエミッタに接続され、他端が共通電位に接続され、この直列接続された抵抗の中点が第2のトランジスタ(Q2)のエミッタに接続された第1の分圧抵抗回路と、前記第1及び第2のトランジスタ(Q1、Q2)のコレクターに流れる電流を一定に保つフィードバック回路と、直列接続された第3の抵抗(R3)と第4の抵抗(R4)とからなり、一端が電源に接続され、他端が共通電位に接続され、この直列接続された抵抗の中点が第1のトランジスタ(Q1)と第2のトランジスタ(Q2)のベースに接続された第2の分圧抵抗回路と、を備えた基準電圧発生回路において、前記第1または第2のトランジスタ(Q1、Q2)の何れかのコレクタ電流を検出すると共に、この検出したコレクタ電流に基づき、前記第2の分圧抵抗回路からのベース電流を補償してキャンセルする補償電流を第1及び第2のトランジスタ(Q1、Q2)のベースに与える補償電流発生部を設けたことを特徴とした基準電圧発生回路。

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