特許
J-GLOBAL ID:200903006101674588

メタクリル酸製造用触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-239239
公開番号(公開出願番号):特開平6-086932
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高い反応活性、選択性、良好な強度と長い寿命を有するメタクリル酸製造用触媒を提供すること。【構成】 一般式PaMobVcAsdXeYfOg(式中、P、Mo、V、As、Oはそれぞれ燐、モリブデン、バナジウム、ヒ素及び酸素を表し、Xはカリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表し、Yは銅、銀、ビスマス、鉄、コバルト、アンチモン、ランタン及びセリウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表す)で示されるヘテロポリ酸の部分中和塩からなるメタクリル酸製造用触媒を製造するにあたり、バナジウム原料として水に可溶性の塩を用い、全ての触媒原料を水に溶解又は懸濁させた溶液にアンモニウム根及び硝酸根を存在させ、該溶液を110〜200°Cで飽和水蒸気存在下に1〜24時間加熱処理し、更に濃縮乾燥して得られる固体を不活性ガス雰囲気下に400〜500°Cで焼成する。
請求項(抜粋):
一般式PaMobVcAsdXeYfOg(式中、P、Mo、V、As、Oはそれぞれ燐、モリブデン、バナジウム、ヒ素及び酸素を表し、Xはカリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表し、Yは銅、銀、ビスマス、鉄、コバルト、アンチモン、ランタン及びセリウムからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を表し、また添字a、b、c、d、e、f及びgは各元素の原子比を表し、b=12としたとき、a,c及びeは0(ゼロ)を含まない3以下の値、d及びfは0(ゼロ)を含む3以下の値、gはそれぞれの元素の酸化状態及び原子比によって定まる値である)で示されるヘテロポリ酸の部分中和塩からなるメタクリル酸製造用触媒を製造するにあたり、バナジウム原料として水に可溶性の塩を用い、全ての触媒原料を水に溶解又は懸濁させた溶液にアンモニウム根及び硝酸根を存在させ、該溶液を110〜200°Cで飽和水蒸気存在下に1〜24時間加熱処理し、更に濃縮乾燥して得られる固体を不活性ガス雰囲気下に400〜500°Cで焼成することを特徴とするメタクリル酸製造用触媒の製造方法。
IPC (4件):
B01J 27/199 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 51/235 ,  C07C 57/05

前のページに戻る