特許
J-GLOBAL ID:200903006103127916

層状ケイ酸塩鉱物含有骨材使用コンクリートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198161
公開番号(公開出願番号):特開平7-053252
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 種々の性質を有し、かつ含有量も多様な層状ケイ酸塩、特にスメクタイト鉱物を含有する骨材を使用して、特にワーカビリテイの持続的安定性を有する良品質コンクリートを制御製造する方法を提供する。【構成】 本発明は概略次の工程により行われる。岩石を採取し供給骨材を粒度わけおよび乾燥して作り、所定の重量比で水,セメントと混練して供試モルタルを作る。このモルタルの経過時間毎の温度変化を温度測定装置にて測定すると共に温度変化の時間微分値をコンピュータで求め、温度上昇速度の極大値と凝結の始発時間を求める。一方、極大値と凝結の始発時間の関係式と凝結遅延剤と始発時間との関係式を基にして測定されたセメントの極大値から所望の凝結の始発時間のモルタルとなるための遅延剤の添加量を決める。それにより安定した品質のコンクリートを製造することが出来る。
請求項(抜粋):
層状ケイ酸塩鉱物を含有する岩石を骨材とするコンクリートの製造方法において、予め算定された使用量の当該骨材を産出する原石山の区域毎に採取し、破砕ないし粉砕した前記骨材を所定の粒度に調整し、前記骨材とセメントおよび水を所定の割合で配合して混合し、該混合物について時間毎の温度変化を測定し、コンピュータに入力処理し、次いで前記温度変化を時間微分し温度変化率を求めて表示させ、更に温度変化率の変曲点より温度上昇速度の極大値を求め、該極大値より前記混合物の凝結の始発時間を得、次に必要始発時間に応じて凝結遅延剤の使用量を決定し、当該使用量の遅延剤を添加してコンクリートを調合製造することを特徴とする層状ケイ酸塩鉱物含有骨材使用コンクリートの製造方法。
IPC (5件):
C04B 28/02 ,  C04B 14/04 ,  C04B 14/10 ,  C04B 14:04 ,  C04B 14:10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-280842
  • 特開昭52-069433
  • 特開昭62-091453

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