特許
J-GLOBAL ID:200903006104318847

管継手におけるロックリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098925
公開番号(公開出願番号):特開2001-280562
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 挿し口リング4などの嵌着時における周方向長さの大きい範囲内の微調整を行い得るようにする。【解決手段】 管端挿し口2aの環状溝5に挿し口リング4を嵌着し、このリング4によって挿し口2aの離脱を防止する。挿し口リング4は周方向一つ割りの締り勝手のもので、その両端部4a、4bは結合ピース10でブラインドリベット20止めされている。ピース10の孔14と端部4aの孔11は10個等ピッチで、かつ、孔14のピッチは孔11のピッチの10分の9となっている。このピッチ差は、ノギスの本尺と副尺の関係にあり、リング4を拡縮径すると、孔11と孔14の同一軸心となるものが変化し、その同一軸心となった孔11、14でもってリベット締結する。また、10ピッチ差分ズレれば、右端の孔11がつぎの孔14に対応し(図(b))、それを基準点としてさらに調整し得る。
請求項(抜粋):
一方の管1の受口1a内面と他方の管2の挿し口2a外面の一方全周に環状溝を形成し、この溝にロックリング4、3を嵌着するとともに、他方の面にはそのロックリング4、3に係止する突部を形成した挿し口2aの離脱防止機能を有する管継手の前記ロックリング4、3において、上記ロックリング4、3は周方向一つ割りで、その両端部4a、4bは重なり合って同一大きさの連通孔11、14がロックリングの長さ方向にそれぞれ等ピッチに複数個形成されているとともに、その両端部4a、4bの連通孔11、14のピッチは異なり、かつ、その両連通孔11、14の数を同数とするとともに、ピッチの大きい連通孔の数から一つ引いた数にそのピッチを乗じた数値と、ピッチの小さい連通孔の数にそのピッチを乗じた数値とが同じとなるように設定し、上記ロックリングの所要径における両端部4a、4bの対応する連通孔11、14にブラインドリベット20が挿通されてそのブラインドリベット20によりロックリングの両端部4a、4bが締結されていることを特徴とする管継手におけるロックリング。
Fターム (1件):
3H015FA08

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